2024年7月24日(水)〜26日(金)、東京ビッグサイト東展示場にて「テクノフロンティア 2024」が開催される。
同展は、モーター技術を核に電動・駆動・伝達・制御・計測・ソフトウェアの要素技術、生産技術、EMC/熱対策技術などが集う総合展示会だ。22の構成展からなり、474社、904ブースが出展、来場者は40,000人が見込まれる。入場は無料。来場者登録制の本展は、公式サイトから来場登録を行える。
本記事では、主催者である一般社団法人 日本能率協会への独自取材やプレスリリースをもとに、その見どころについて紹介する。
目次
■「テクノフロンティア 2024」概要
■ 【注目】メカトロニクス企画展示とセミナー
-IE5(ウルトラプレミアム)モーター展示
-日本初登場 Xiaomi SU7 実車展示
-中国Geely(吉利汽車)の最新EV「ZEEKR 007」を分解展示
■ 【注目】主催者セミナー 1|~産業データ連携、世界と日本の取り組み状況~
■「テクノフロンティア 2024」の来場事前登録はこちらから
出典:テクノフロンティア 2023年 結果報告資料
テクノフロンティアは1981年に発足したモーター技術シンポジウムを起源とする。1983年の小型モーター技術展を母体に、モーションエンジニアリング・メカトロニクス制御、電源システム、EMC対策、アクチュエーション・パワーエレクトロニクスなどの関連分野に対象を広げ、モーター技術を核とした日本のものづくり産業へのイノベーション促進とソリューション提案を推進してきた。
以下の22の構成展の並びを見るだけでも、その広がりと関連分野の最近の動向を概観できる。
モータ技術展 / モーション・エンジニアリング展 / メカトロニクス制御技術展 /
部品設計技術展 / 部品加工技術展 / 電源システム展 / パワーエレクトロニクス技術展 /
電子部品の材料展 / EMC・ノイズ対策技術展 / 熱設計・対策技術展 /
工場内のシステム見える化展 / 工場内物流最適化展 / 工場内の非接触技術展 /
工場内のデジタルトランスフォーメーション(DX)展 / 工場内の予兆診断・保全展 /
工場内の協働ロボット利活用展 / 再生エネ・水素活用展 / IoT7つ道具パビリオン /
システムインテグレーター・ゾーン /『動き』をソリューションする / 日本機械学会パビリオン
近年、同展はスマートファクトリー、省エネ・カーボンニュートラルの推進にも注力し、ものづくり企業の製造環境や社会的責任に対する関心の高まりにも対応している。
出典:テクノフロンティア 主催者提供資料 | メカトロニクス企画展示エリアイメージ
2024年展では一昨年からのテーマである「人類の生活をより快適に豊かにするスマート工場」に、新たにデータ連携の概念を加え、テクノロジーの力で地球温暖化、少子高齢化などの社会問題を解決する、次世代スマートファクトリー BEYOND SMART FACTORY を提唱する。 それにもとづき更に6つのサブテーマを設定し、特設エリアのメカトロニクス企画展示とセミナーが実施される。
1. 再エネ・水素を電源とするカーボンニュートラル工場
2. IoT/AIによる予兆診断が実現する止まらない工場
3. 人と協働ロボットが創り出す自働化工場
4. 様々な機器の情報をリアルタイムにつなぐ産業ネットワーク
5. 電動アクチュエ―ションの肝、ウルトラプレミアム効率モータ【IE5】
6. スマート工場のその先へ、データスペースに基づく工場連携(+セミナー)
以下がメカトロニクス企画展示におけるテーマごとの協力企業・団体の一覧だ。リアル展ならではのIE5モーター展示が目を引くが、同展が同じく注力するデータ連携システムについての企画も見逃せない
テーマ | ご協力企業 | 展示内容 | 詳細 |
---|---|---|---|
(1)再生エネ | トヨタエナジーソリューションズ | FCV発電機 | 【1】FCモジュール |
(2)予兆診断 | HIWIN | 予防保全対応ボールねじi4.0BS | 【1】状態可視化システム搭載 i4.0シリーズ(ボールねじ、リニアガイドウェイ、単軸ロボット) |
THK | OMNIedge直動系デモ機 OMNIedge工具監視AIソリューションデモ機 |
【1】スキル管理AIソリューション:43インチモニター1台×φ400-600ハイテーブル1台 【2】保全一元管理ツール:43インチモニター1台×φ400-600ハイテーブル1台 【3】パネル:A1サイズ×2枚 |
|
NSK | ワイヤレス振動診断器D-VibA10 | 【1】CMS製品の紹介と診断技術内容の展示 | |
(3)モータ | 三菱電機 | IE5モータ | 【1】同期リラクタンスモータMELSUSMO(実機) 【2】同期リラクタンスモータMELSUSMO(カットモデル) 【3】グローバルPMモータEM-Aシリーズ(実機) 【4】グローバルPMモータEM-Aシリーズ(カットモデル) 【5】グローバルPMモータEM-Aシリーズ(位置決めデモ機) |
東芝産業機器システム | IE5モータ | 【1】シンクロナスリラクタンスモータ スケルトンモデル 【2】駆動用インバータ |
|
安川電機 | IE5モータ | 【1】インバータ 【2】モータ ウルトラフラット、ウルトラ効率、ウルトラ低騒音 |
|
ABB | IE5モータ | 【1】EC Titanium | |
荏原製作所 | IE5モータ | 【1】インバータ内蔵ポンプの実演機 【2】インバータ内蔵ポンプのカットモデル |
|
プロテリアル | モーターパネル | 【1】モーターパネル展示 | |
(4)協働ロボ | 安川電機 | 人協働ロボット | 【1】人協働ロボット パレタイズパッケージ |
三菱電機 | ロボット | 【1】パズルキューブを最速で解くロボット「TOKUFASTbot」 | |
(5)通信・産業ネットワーククラウド | Profibus協会 | 産業ネットワーク | 【1】PROFINETマルチベンダーデモ 【2】IO-Linkマルチベンダーデモ |
MECHATORILINK協会 | 産業ネットワーク | 【1】MECHATROLINK-4技術紹介デモ 【2】プレス機構デモ |
|
ORiN協議会 | 産業ネットワーク | 【1】ORiN協議会会員が提供するORiNの技術を活用した製品や工場IoTを実現する製品 | |
(6)データスペース | 情報通信研究機構(NICT) | 産業ネットワーク | 【1】産業の垣根を超えた新しい社会の形ーVR,タッチパネルモニターを使ったデモシステム 【2】テラヘルツ技術のモバイル搭載応用に向けた超高周波による大容量データ瞬間転送システムの動態展示 |
川崎重工 | ロボCROSS(X) | 【1】ロボット共創プラットフォーム「ROBOCROSS」の紹介 パネル+モニタ(プレゼン動画) |
データ連携については後段に関連セミナーである
主催者セミナー 1|~ 産業データ連携、世界と日本の取り組み状況 ~
を全公演リストアップした。今後間違いなく産業システムの改善・改革のキーワードとなる「データ連携」が気になる方にとって、本展のセミナー1は最前線の情報にキャッチアップする絶好の機会といえる。ぜひチェックしていただきたい。
モーターによる消費電力量は世界の消費電力量全体の40~50%を占めるといわれており、エネルギー消費削減や炭素循環社会の実現にはモーターの高効率化が不可欠である。現在、国際電気標準会議(IEC)が定める産業用モーターの国際高効率規格IE3(プレミアム効率)よりも高効率な、IE4(スーパープレミアム)、IE5(ウルトラプレミアム)の開発が進められている。テクノフロンティア 2024 では「ウルトラ・プレミアム効率 IE5相当」の超高効率モーターの展示が予定されている。
□ 関連セミナー
2024年7月24日(水) 10:15〜11:20 | 主催者セミナー(3) 会場
カーボンニュートラルを前進させるIE5モータ活用社会に向けて
[講演者]
・東芝産業機器システム モータドライブ事業部 技術部 石井 孝幸氏(部長)
・ABB モーション事業本部 IECLVモータ&NEMAモータ事業部 高橋 優介氏(事業部長)
・荏原製作所 建築産業カンパニー開発統括部 関口 信一氏(統括部長)
・東京都市大学 百目鬼 英雄 名誉教授
性能と価格帯で大きなインパクトを与え、受注開始からわずか27分で5万台を超える受注を達成した「スマホメーカーのEV」Xiaomi SU7 が日本初登場する。
□ 関連セミナー
2024年7月25日(木) 10:30〜12:15 | 主催者セミナー(4) 会場
シャオミSU7の衝撃 〜日本市場で戦うアジアンEVの実力は?
[講演者]
・スマートブログ 寄本 好則氏(編集長)
・BYD Auto Japan 東福寺 厚樹氏(代表取締役社長)
・Hyundai Mobility Japan MI/商品チーム 佐藤 健氏(Senior Specialist)
・名古屋大学 未来材料・システム研究所 山本 真義 教授
■ 中国Geely(吉利汽車)の最新EV「ZEEKR 007」を分解展示
Volvoの親会社である中国・吉利汽車(Geely)がテスラ対抗車として発表した最新EV「ZEEKR 007」を実際に分解し、その内部構造を理解できる実車展示が行われる。同モデルは2024年1月に発売され、発売2カ月を待たずに1万台を超える生産を達成した。
また同時に、100%電動モーター、最高速度時速 45km、航続距離 約100km、充電時間 約2時間、ヨーロッパ各地で人気のシトロエンのマイクロカー Citroën AMI の内部構造を理解できる実車展示も行われる。
□ 関連セミナー
□ 激動する電気自動車(EV)、世界はどう動く?
2024年7月24日(水) 11:00〜11:45 | 主催者セミナー(2) 会場
[講演者]
・日経BP 日経Automotive 久米 秀尚氏(副編集長)
□ EV技術の進化とZEEKRの特徴
2024年7月24日(水) 12:00〜12:45 | 主催者セミナー(2) 会場
[講演者]
・日経BP 総合研究所 狩集 浩志氏(上席研究員)
□ 電装品の技術進化とZEEKRの特徴
2024年7月24日(水) 13:00〜13:45 | 主催者セミナー(2) 会場
[講演者]
・日経BP 日経エレクトロニクス 中道 理氏(編集長)
□ ZEEKR(吉利汽車)の分解から読み解く800V電気システムの設計戦略と各電気部品要素技術
2024年7月24日(水) 14:00〜14:45 | 主催者セミナー(2) 会場
[講演者]
・名古屋大学 未来材料・システム研究所 山本 真義 教授
会期中は100を超える講演・セッション・ディスカッションが実施され、いずれも各分野のトップクラスの識者が登壇する。本記事では同展が注力する「データ連携」を主要なテーマとするセミナー1グループの全13公演をリストアップする。「インダストリー4.0/5.0」「データ連携」「AI活用」をキーワードに、先行する欧州での実例をとりあげながら、日本でのこれからの展開を見据えたラインナップだ。
■ 2024年7月24日(水) 11:00〜12:00 | 主催者セミナー(1) 会場
Beyond 5G時代のシステムはこう変わる!
~ オープンアーキテクチャによる産業を超えた連携 ~
2030年代以降のモバイル通信技術であるBeyond 5G/6Gは、速度やリアルタイム性向上といった従来技術の拡張の側面だけでなく、人間中心の社会を実現させるためのオープンプラットフォームとなることが期待されている。
未来の生活像とともに、Beyond 5Gがもたらす意義について、情報通信研究機構 Beyond5G研究開発推進ユニット Beyond5Gデザインイニシアティブ イニシアティブ長 石津 健太郎氏が語る。
川崎重工は人手不足解消に期待の高まるロボット導入に関わる諸問題へのソリューションとして、関連ステークホルダーがつながり、データ共有することで全体効率化を図る共創プラットフォームを開発している。
本講演では、そのコンセプトや開発中のサービス、利用イメージ、パートナー参加形態について川崎重工業 精密機械・ロボットカンパニー ロボットディビジョン 技術総括部 総括部長 鷹取 正夫氏が紹介する。
■ 2024年7月24日(水) 14:00〜15:00 | 主催者セミナー(1) 会場
製造DXを実現するバーチャルツイン・エクスペリエンス
~ デジタル変革推進における海外と日本の違い ~
近年、製造業のデジタル変革は特定の工程を対象とした「部分最適」から、企業活動の各工程を包括する「全体最適」へと、トレンドが変化しつつある。
同公演では、仮想と実体をリンクさせることでサステナビリティ向上を実現するダッソー・システムズのバーチャルツイン・エクスペリエンスを、同社DELMIA事業部 ディレクター藤井 宏樹氏が製造現場に適用した海外事例を交えながら紹介する。
欧州(主にドイツ)で取り組まれている新しいデータ連係に関する動きとそれに伴う産業の変化の可能性について、IHI 技術開発本部 技監 村上 弘記氏がドイツのIndustrie4.0の根底にある哲学とそこから実現された現在の動きをふまえ解説する。
■ 2024年7月25日(木) 11:00〜12:00 | 主催者セミナー(1) 会場
インダストリー4.0と日本製造業の変革
~ 生成AI活用やデータ活用の現在地と課題 ~
世界的にカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーといったサステナブルな取り組み、カントリーリスクなどに対応可能なレジリエンスなサプライチェーンの実現、ESG(環境や社会への責任を前提とした企業統治)への対応などが求められている。また、EUを中心にデータ連携基盤構築の取り組みも加速している。
本講演では、インダストリー4.0におけるデータ連携基盤の動き、生成AIやデータ活用ソリューションなど最新テクノロジー活用について日本企業がどのように対応すべきかについて、アルファコンパス 代表CEO 東芝 デジタルイノベーションテクノロジーセンター チーフエバンジェリスト 福本 勲氏が語る。
欧州ではCatena-Xを中心に産業データスペースの利活用が始動しており、これを受けた国内でのユースケース議論を日立製作所 社会ビジネスユニット 制御プラットフォーム統括本部 シニアストラテジスト 入江 直彦氏が紹介する。
また、産業データスペース活用に向け重要度が高まる、工場・企業内でのデータマネジメントについて、世界経済フォーラム(WEF)でLighthouseに認定された日立製作所 大みか事業所におけるデータマネジメントを実例として紹介する。
■ 2024年7月25日(木) 14:00〜15:00 | 主催者セミナー(1) 会場
『グリーンスマートファクトリー時代への移行』
シーメンスが考える競争力強化のための鍵とチャレンジ
「シーメンスが考える未来のスマートファクトリーとは何か」「今こそ日本人がEUから学ぶべきことは何か」という視点で、シーメンスが世の中に提供する価値について、シーメンス デジタルインダストリーズ 産業機械営業統括部 兼 医薬産業事業統括部 統括部長 濱地 康成氏が、持続可能な取り組みの重要性、シーメンスの取組事例、最先端のテクノロジー、EUと日本の相違点と類似点を題材に語る。
■ 2024年7月25日(木) 15:30〜16:30 | 主催者セミナー(1) 会場
3つの視点で語る「データ共有圏」の時代の勝ち筋
~ 欧州のデータ戦略に負けない日本独自のデータ戦略とは ~
近年、欧州を中心としたスマートファクトリーなど、製造業でのデータ戦略の重要度が高まっている。日本企業が、グローバル、特にアジア市場で強みを発揮するためにはどうすべきかについて、前半では登壇者それぞれが分析を語り、後半では日本企業の競争力強化の具体的な方策について鼎談を行う。
[登壇者]
・スズキマンジ事務所 鈴木 万治氏
・福本 勲氏
(アルファコンパス 代表 CEO、東芝 デジタルイノベーションテクノロジーセンター チーフエバンジェリスト)
・d-strategy 小宮 昌人氏(代表取締役 CEO)
・シーメンス デジタルインダストリーズ 濱地 康成氏(産業機械営業統括部 兼 医薬産業事業統括部 統括部長)
■ 2024年7月26日(金) 11:00〜12:00 | 主催者セミナー(1) 会場
製造業の3つの地殻変動
~ ①インダストリー5.0×データスペース、②産業メタバース、③生成AI ~
現在製造業で起こっている3つの大きな構造変化である「インダストリー5.0時代や、欧州発Catena-X、Manufacturing-X、日本発ウラノスエコシステムなどのデータ共有の展開」「デジタルツイン×産業メタバースによるデジタル化の進展」「生成AI活用によるオペレーション・ビジネスモデルの変化」について、d-strategy,inc 代表取締役CEO 小宮 昌人氏が語る。
■ 2024年7月26日(金) 12:30〜13:30 | 主催者セミナー(1) 会場
「データの可視化」から「データの価値化」への成功の鍵
~データ共有圏のありがたみとは~
DX進展による「データの可視化」を超え、収益性向上で経営に大きく貢献する「データの価値化」のためにはなぜ「データを繋げる」ことが必要なのか、そしてデータ共有圏の「ありがたみ」について、日本能率協会コンサルティング R&Dコンサルティング事業本部 シニア・コンサルタント 技術部長/参与 高橋 儀光氏がわかりやすく解説する。
大型X線CT技術の活用について、戦略策定の成果やデジタルエンジニアリングへの展開の方向性を主題に、サイバー・フィジカル・エンジニアリング技術研究組合がこれまで取り組んできた内容とその課題を同組合 常務理事、CTO 高山 光弘氏が解説する。
EV/HEVに搭載されるLiイオンバッテリーは優れた特性を持つ一方で、ひとたび不具合が発生すると発火等の重大事故につながる可能性があり、安全性に関する有効な評価手法が求められている。
X線CT撮像ならびに各種計測・試験とCAE技術を連携する内部構造評価技術について、先端力学シミュレーション研究所(ASTOM、理研発ベンチャー)新事業創造部 デジタルツイン事業推進室室長 大浦 賢一氏がサイバー・フィジカル・エンジニアリング技術研究組合による取り組みの事例を紹介する。
■ 2024年7月26日(金) 14:30〜15:00 | 主催者セミナー(1) 会場
サイバーとフィジカルの共創によるシン価値探索
~デジタルツインで未来のものづくりを切り拓く~
テクノフロンティアはCPE技術研究組合とともに「デジタルとフィジカルの融合による新しいものづくりの提案」「未来のものづくり人材の育成」「サプライヤー起点のものづくり推進」に挑戦してきた。プロジェクトの目的や今後の見通しについてプロジェクトメンバーが解説する。
[登壇者]
・サイバー・フィジカル・エンジニアリング技術研究組合 高山 光弘氏(常務理事兼CTO)
・サイバー・フィジカル・エンジニアリング技術研究組合 髙橋 克己氏(エバンジェリスト)
・日本能率協会 産業振興センター ものづくり支援グループ 宇佐美 裕一氏(グループ長)
■ 2024年7月26日(金) 15:30〜16:30 | 主催者セミナー(1) 会場
欧州主導のManufacturing-Xに日本のシステム技術で対抗する
~デジタル開発が広げるパーソナルEVの世界~
中小企業を含めた産業全体へ大きなインパクトを持つとされる、製造分野のデータ連携の仕組みであるManufacturing-Xをみすえつつ、社会システム、再生可能エネルギー、デジタル開発それぞれの観点で自動車産業の再構築が必要になっている。
その具体的な展開として、WhiteHart 代表 阿部 典行氏がパーソナルEVをテーマに、デジタル開発を中心にしたモジュール化、コンテナ化、Lo-Lo機能、ネットワーク化などを取り込んだ車両と交通システムを提案する。
全来場者登録制の本展は、公式サイトから来場事前登録を行うことで、当日のスムーズな入場ができる。
\来場事前登録はこちら/