東北大学は、NICT(情報通信研究機構)からの国プロ支援を受け、B5G時代の衛星通信技術の研究成果を紹介した。展示では、研究途中のモジュール実物や、将来目指すサイズ感・機能についてのビジョンを示す。
開発中の「QV帯ミリ波通信システム」は、低軌道衛星に搭載されることを前提としており、「高周波」「宇宙環境」「小型化・低コスト化」のすべてを両立する必要がある。特に日本は通信衛星において後発であるため、競争優位性を保つには小型かつ安価な開発が必須だ。
熱処理や電力制御といった宇宙特有の課題にも対応すべく、三菱電機などと連携して技術確立を進めている。研究は2026年度までに完了予定で、その後、実用化に向けて衛星搭載や物理開発段階に入る見込みだ。