2024年6月26日(水)~28日(金)、東京ビッグサイトにて、第26回 インターフェックス Week 東京/第6回 再生医療 EXPO 東京(主催:RX Japan株式会社)が開催され3日間の来場者数は31,977名となった。
同展は、インターフェックスジャパン、インファーマジャパン、バイオ医薬 EXPO、ファーマラボ EXPO、ファーマDX EXPO、再生医療 EXPOの6つの専門展から成る、医薬品・化粧品、再生医療分野の総合展示会だ。基板の窓口では、注目の出展企業を総力取材。出展各担当者によるブースでのインタビュー動画をもとに、各社の最新製品や技術をお届けする。
物流2024年問題解決に寄与!折りたたみ式物流ボックス「ダンカーゴ」
https://youtu.be/W_ui33VOMaY
株式会社エーディエフの物流ボックス「ダンカーゴ」はトラック内の荷物同士の積み重ねを可能にし、車両手配数、運賃、CO2排出量、荷役時間の削減を実現することで「物流2024年問題」の解決に寄与する。
今まで積み重ねができなかった荷物に対して、同製品を使用することで段積みが可能になる。そのためトラック内の上部が活用でき、積載率が向上する。同製品は用途や仕様に合わせて1台からオーダーメイドでの製作も可能だ。
同製品の導入により、あるユーザーはトラックへの積載率2倍、積み込み時間43%削減を実現したという。
ユーザーのプロトコル通りの完全自動化を実現!「カスタムメイド自動化機器プロダクト」
https://youtu.be/Ql-oWtuCkuM
株式会社ジェイテックコーポレーションは、ユーザーのプロトコルを全自動化する機器をカスタムメイドで対応している。全自動化により、ユーザーはルーチン作業から解放され、研究・生産の効率を高めることができる。
同社は、各大学や企業など、多くの実績を持っている。
継代操作不要!細胞培養の足場材「ポリイミド多孔質膜インサート」
https://youtu.be/XOmRYrrjoXk
UBE株式会社の製品「ポリイミド多孔質膜インサート」は、細胞培養の足場材である。細胞培養では細胞の密度が過度になると死滅してしまうため、定期的な植え替えが必要だが、この足場材は植え替えを不要にし、栄養分の交換だけで長期にわたって細胞を培養できる。これにより、手間が省けるだけでなく、長期間にわたり有用物質を取得することが可能だ。
従来の足場材では1週間しか持たない細胞が、同製品により1ヶ月近く培養でき、有用物質を安定的に取得できたという報告がある。
医薬品メーカー向け、縦使いのコンパクト設計!トップオープン段ボールケーサー「TDC-50」
https://youtu.be/z849jS8jJpY
「TDC-50」は見通しの良い装置構成によりメンテナンス性や、操作性の向上を実現した段ボールケーサーだ。
箱を起こす部分では、作業者が内部に入れるスペースを確保した。これにより、製品の再投入や清掃、メンテナンスなど、ユーザーの運用方法に合わせた使用が可能になる。また、封緘ステーションでは、段ボールを搬送するベルトの速度を変更でき、紙資材の貼り合わせ精度を高められる。資材ロス、再包装の手間を省くことで、経費削減にも貢献する。
同社は段ボールケーサーやカートナーなどの箱関連設備のほか、協働ロボットや産業ロボット、ピロー包装機を提供し、製薬メーカーや化粧品メーカーなど、多くの導入実績を持つ。
観察と分析が同時にできる!卓上顕微鏡 Miniscope「TM4000II」
https://youtu.be/Gdoq_t81Dl4
株式会社日立ハイテクの「TM4000II」シリーズは、卓上タイプの走査電子顕微鏡だ。元素分析機能を搭載しており、観察と分析が同時に可能だ。小型でコンパクトなため、さまざまな現場での使用が可能である点、操作性が高く、初心者でも簡単に使える点に特徴がある。
観察と分析を1台で完結できるため、迅速な検査が可能であり、一例として、工場などでの異物検査工程のスピードアップに活用されている。
国内外で約6,000台の販売実績があり、特に電子部品分野での需要が増えている。回路の微細化に伴い、従来の光学顕微鏡では対応できない部品も検査できる点が評価されている。
あらゆる物性をコントロール「テトラゲル」
https://youtu.be/Ui6iIIIq8oQ
ジェリクル株式会社は、東京大学で開発されたハイドロゲルの一種「テトラゲル」を社会応用することを目指す、バイオベンチャー企業だ。同製品は硬化時間や分解時間、薬剤の放出スピード、組織接着性の付与、硬さや伸びなど、あらゆる物性をコントロール可能だ。
同製品はさまざまな分野に応用されており。止血材や、人工靭帯の研究、薬剤放出カプセルなどの例がある。また工業系の領域では電池の電極、農業領域では肥料として機能するゲルも製作している。
同社は上記のような応用事例を製品化できるパートナー企業を探すことをビジネスモデルとしている。国内外で約20社のパートナーと共同開発を行っており、複数製品の開発を同時進行しているという。
さまざまな機能のアクティブフィルムを紹介「ハイスターシリーズ」
https://youtu.be/7vg5L7znFpc
スタープラスチック工業は、多層共押出しフィルム技術とラミネート加工技術を活用した「ハイスターシリーズ」を開発・販売している。本展で注目されるのが「アクティブフィルム」と呼ばれる3つの製品である。
「ハイスターMA」は吸湿フィルムであり、フィルム自体が吸湿機能を持つ。「ハイスターO2」は酸素吸収機能を、「ハイスターDO」は臭気吸着機能を備えている。
同社は技術開発と一貫製造により高機能フィルムを提供しており、それらを通じて、光、湿度や酸素などの条件に対して安定性が低く製造が困難な製品の開発をサポートしている。
ノイズ抑制と選択透過が選べる「ミリ波帯電磁波制御シート」
https://youtu.be/xqzBMFmsXXQ
リンテック株式会社は「ミリ波帯電磁波制御シート」を展示した。同製品は、電磁波ノイズを吸収するタイプと選択透過するタイプの2種類があり、ノイズ吸収タイプのフィルムはノイズ発生箇所に貼ることでノイズを除去し、最適な電磁波環境を整える。
また、5Gや6Gで使用される28GHz帯の電磁波は通常窓ガラスに反射してしまうが、選択透過タイプのフィルムは窓ガラスを透過させて室内に届けられる。これにより、室内の電磁波環境を改善することができる。
これらの製品は現在開発中であるが、サンプル提供を開始しており、多くのユーザーからの反響を得ているという。
超高精度の充填機を紹介!
https://youtu.be/JA-Ea9V7vXk
株式会社エイ・ビー・エムは、天秤の計測値をフィードバックすることで高精度な充填が可能な装置を展示した。従来のピペットによる手動式充填から、自動式に移行することで精度とスピードが向上し、作業の効率化が実現できる。
同社は、ユーザーの用途に合わせたオリジナル機械の設計・制作を得意としており、アセンブリされた装置を他社に納品した多くの実績を持つ。
片手で開封!革命的なパック「Vパック」
https://youtu.be/NHQ-X-yBoPU
株式会社開伸の「Vパック」は、片手で簡単に開封できる革新的な小袋包装だ。特徴として、衛生的に手を汚さず開封できること、アルミ素材の使用による品質保持性の高さが挙げられる。
再生ペットの使用により、CO2の削減に貢献する。薄型設計で輸送時のCO2削減にも寄与し、食品ロスやゴミの削減にも効果的だ。さらに、通常のアルミパウチと異なり細かいプラスチックゴミが出ないため、マイクロプラスチック発生防止にも寄与する。
現在、同製品は世界15カ国で特許取得しており、生産機械の完成に伴い、今後さらに市場への展開を図る予定だという。
多品種生産の現場に対応「ナミックスカートナー」
https://youtu.be/pnOoNk7_BOw
「ナミックスカートナー」は、オペレーターが箱資材と被包装品を供給するだけで、箱起こし・封緘・排出を行える半自動カートナーである。特に化粧品や製薬業界など多品種生産の現場で活躍する。
同製品は製薬工場での実績が最も多い。次いで、化粧品や健康食品業界でも広く使用されており、これらの業界におけるコスト削減と生産効率の向上に貢献している。
ジェネリック、原薬、一般製品を製造する台湾の製薬会社
https://youtu.be/ptqLwHQnUJM
サニー ファーマテックは、台湾のジェネリック医薬品会社である。同社は原薬および一般生産品の製造サービスを提供しており、日本の製薬企業に対して製品の供給や生産能力の問題を解決するソリューションの提供を行う。
現在、同社はアメリカ市場で8つの製品が販売されており、35件以上のCDMO(医薬品開発製造受託機関)サービスを提供している。
印刷紙におけるエコソリューションを提案
https://youtu.be/hTSS4UE478Q
今回、邨田印刷紙器株式会社はテーマを「エコ」として展示を行った。多くの企業が環境を意識した製品の導入にあたってコストを課題と感じているなか、その解決策を提案している。
ひとつは、紙の裏側を活用し、バガスパルプなどのナチュラル素材の特殊紙の風合いを再現しつつコストを抑えるアイデアを紹介している。また、フィルムを用いたアルミやパール印刷の代替として、グラビア印刷を使用して同等のクオリティを表現する方法も提案している。
既に同社の大手取引先でアルミの蒸着紙からシルバーのグラビア印刷に切り替えるなどの動きが進んでおり、今後さらに普及が見込まれる。