自動車や産業機械、情報通信など各市場でエレクトロニクス、電力エネルギー技術の貢献が求められる中、パワーデバイスやパワーモジュールの熱処理が課題になっている。それらに対して、高熱伝導グラファイトが有効なソリューションとして注目されている。
京セラの高熱伝導グラファイトはグラフェンの結晶を積層状にしたブロックであり、異方性を持つ。1700W/m・Kという銅の4倍の高い熱伝導率を持ち、これは通常のカーボン素材の熱伝導率を大きく上回る。また、比重はアルミ程度と軽量なことも特徴だ。
同製品は現在、試作・開発段階であるが、車載から民生品まで幅広い分野で試験運用が行われている。