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DX 2025.09.10

現場のDXを加速する、Verkadaのクラウド統合型物理セキュリティソリューション

Verkada Japan株式会社 パートナーセールス担当 千原義範

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はじめに

デジタルトランスフォーメーション(DX)が組織の競争力を左右する時代において、企業はあらゆる業務プロセスの見直しを迫られています。しかし、多くの企業で、セキュリティカメラ、入退室管理、環境センサーといった物理的なインフラが、サイロ化(孤立)したまま管理されているのが現状です。

Verkadaは、製造業を含むあらゆる業界が抱えるこのような課題を解決するため、すべての物理セキュリティデバイスをクラウド上で統合管理するプラットフォームとして開発されました。これは単なるセキュリティツールではなく、運用の最適化、効率化、そして未来に向けたデータ活用の基盤となるものです。
製造業の皆様が直面する課題にどのように貢献できるか、詳細にご紹介します。

 

開発の背景:サイロ化されたシステムがもたらす課題

これまでの一般的な物理セキュリティシステムは、多くの場合、カメラ、入退室管理、警報システムなどがそれぞれ異なるベンダーから提供され、互換性のないシステムとして導入されています。これにより、以下のような課題が発生しています。

・管理の煩雑さ:異なるシステムを操作するために、複数のソフトウェアやインターフェースが必要。担当者はシステムの切り替え等に時間を費やし、効率的な管理が困難。

・運用コストの増大:システムごとにライセンス料やメンテナンス費用が発生し、総所有コスト(TCO)の増大に影響。

・データの分断:異なるシステム間でデータが連携しないため、インシデント発生時の原因究明や、運用の改善に向けたデータ分析が困難。

Verkada は、こうした課題を根本から解決するため、物理セキュリティをクラウドベースの単一プラットフォームに統合しました。このプラットフォームは、あらゆるデバイスを一つのダッシュボードで直感的に管理できるため、管理者はシステムの壁を意識することなく、現場全体の状況をリアルタイムで把握できます。

 

 

ハイブリッドクラウドがもたらす「安心」と「解放」

「クラウドは便利そうだが、セキュリティが心配だ」 特に厳格なセキュリティポリシーを持つ製造業のお客様から、私たちはこの声を頻繁に耳にします。機密性の高い製造プロセスや、独自の技術に関わる映像データなどを、外部のクラウドに預けることへの抵抗感は根強いものです。

Verkada は、この懸念に対し、ハイブリッドクラウドモデルで応えます。私たちのシステムでは、高解像度の映像データはカメラ本体内に安全に保存され、クラウドには映像データへのアクセスに必要なメタデータ(映像のサムネイルや検索情報など)のみが送信されます。これにより、お客様のネットワークに過度な負荷をかけることなく、高レベルなデータプライバシーを維持します。

 

 

さらに、自社でオンプレミスのシステムを運用する場合、セキュリティパッチの適用や機器のアップデート、メンテナンスには常に専門的な知識と多大な労力がかかります。Verkada では、こうしたセキュリティ対策やメンテナンスのすべてをクラウド側で自動的に行うため、お客様は常に最新の状態で、エンタープライズレベルのセキュリティを享受できます。

 

 

「オンプレミスでの管理の煩雑さ」からの解放。これが、Verkada が提供する最大のメリットの一つです。専門的な知識を持つ担当者がいなくても、安全で堅牢なセキュリティシステムを運用できる。これこそ、製造業の皆様が本当の意味でDXに注力するための土台となると信じています。

 

Verkada が実現する、製造業の具体的な課題解決

Verkada のプラットフォームは、特定の業界に特化したものではありません。しかし、その機能は製造業の現場が抱える固有の課題に効果的に対応します。以下に、具体的な活用シーンをご紹介します。

 

1. 現場の状況をリアルタイムで遠隔監視したい

課題: 複数の製造ラインや拠点を管理する際、現場に足を運ばなくても状況を把握したい。また、トラブル発生時の状況を迅速に確認したい。製造工程において、基板の不良品発生につながるヒューマンエラーや環境変化を早期に検知したい。

解決策: Verkada のスマートカメラシステムは、クラウドを通じてどこからでもライブ映像や録画映像にアクセスできます。AIによる人物・車両検索機能を使えば、特定の時間帯に特定のエリアにいた人物を瞬時に特定することも可能です。さらに、異常な動きや音を検知すると自動でアラートを発報することも可能なため、生産ラインでの予期せぬトラブルや、安全規定に反する行動などを素早く察知できます。

活用事例: ある基板製造工場では、Verkada のカメラを設置することで、夜間、人が立ち入ってはいけないエリアに立ち入った場合にAIが自動で検知できることに加え、ホーンスピーカーから自動的に警告メッセージを流せるようになりました。これにより、事故を未然に防ぐことができるようになったほか、現場の状況をどこからでも手元のスマホ等で確認できるため、現場にかけつけずとも手元のスマホで一次切り分けを実施できるようになりました。

 

 

2. 入退室管理を効率化し、セキュリティを高めたい

課題: 従業員や関係者の入退室管理が煩雑で、特に機密性の高いエリアへのアクセスを厳格に管理したい。

解決策: Verkada の入退室管理システムは、スマートフォンやカードを使った入退室管理を、クラウド上で簡単に行えます。いつ、誰が、どこに入退室したかというログはすべて自動で記録され、必要に応じて簡単に検索・抽出できます。カメラ映像と連携させることで、「この時間にこのドアを開けたのは誰か」を映像で即座に確認することも可能です。

活用事例: 大手製造業の工場では、以前は紙の台帳と物理的な鍵で入退室を管理していました。Verkada のシステム導入後は、アクセス履歴がすべてデジタル化され、管理者の負担が大幅に軽減。さらに、特定の時間帯や人物にのみアクセス権限を付与する設定も簡単に行えるため、セキュリティレベルが飛躍的に向上しました。

 

 

3. 製造環境を常時モニタリングし、品質を維持したい

課題: 温度や湿度など、製造環境のわずかな変化が製品の品質に影響を及ぼすため、常時モニタリング体制を構築したい。

解決策: Verkada の環境センサーは、室内専用ですが、温度、湿度、空気の質(VOC)、騒音、PM2.5など、多岐にわたる環境データを常時監視します。設定したしきい値を超えると自動でアラートを発報するため、品質に影響が出る前に迅速な対応が可能です。基板の製造工程におけるクリーンルームの環境維持や、特定の材料保管場所の温度管理などに非常に有効です。また、カメラ映像と連携させることで、しきい値を超えたタイミングの映像を即座に確認することも可能です。

活用事例: 精密機器を製造する工場では、Verkada の環境センサーを導入し、倉庫の温度と湿度を常時モニタリングしています。これにより、製品の保管環境が最適な状態に保たれていることを確認できるようになり、カメラ映像とも連携することで、万が一の異常時の状況把握も迅速に行えるようになりました。

 

 

あらゆる現場の未来を、Verkada と共に

Verkada は、物理セキュリティを単なるコストではなく、生産性向上、品質改善、そして安全管理を実現する強力なツールとして再定義します。私たちは、技術が組織の成長を阻害するのではなく、むしろそれを加速させるべきだと考えています。

Verkada のプラットフォームを導入することで、製造業の皆様は、セキュリティシステムの複雑な管理から解放され、本来の目的である高品質な製品づくりや、新たな技術開発に注力できるようになります。物理セキュリティをDXの起点と捉え、現場の可視化とデータ活用を進めることで、製造業の未来を切り拓くことができると信じています。

ご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。
みなさまの具体的な課題に合わせたデモや、より詳細な事例をご紹介させていただきます。

 

お問い合わせ

Verkada Japan株式会社
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-17-4 PMO渋谷9階
 

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Verkada Japan株式会社 パートナーセールス担当 千原義範
https://www.verkada.com/jp/
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