2024年12月4日(水)〜6日(金) パシフィコ横浜にて国際画像機器展2024が開催中です。本記事では、速報レポートとして展示会初日、本日現地取材を行った取材スタッフが、展示会の現在をお伝えします。
国際画像機器展は今年46回目を迎える、国内外よりマシンビジョン・ロボットビジョンを中心に画像処理の最先端技術が集う、同分野における国内最大の展示会です。
今回展では、AI・ディープラーニングと組み合わさることで飛躍的に広がる画像処理技術による自動化・ロボティクス化に合わせて、ロボティクステクノロジーゾーンを特設するなど画像処理技術の最新の動向をキャッチアップできます。また、セミナー会場では「国際画像セミナー」が開催され、業界の最先端で活躍する講師による講演が聴講できます。
会場入口からもっとも近く、来場者が最初に目にするスペースにブースを構えていたのはCBSjapanです。
同社は、カナダ西部のアルバータ州エドモントンにあるカナダの会社、Convenient Business Solutions Inc. (CBS) の日本法人であり、イメージングシステムの迷光解析、ライトパイプの設計、フォトニックコンポーネントの設計、レーザーとファイバーの結合システムなどを取り扱っています。
今回、同社のブースではマシンビジョンの設計問題を解決する、PICWAVE、HAROLD、FIMMWAVE/ FIMMPROPなどの、光学解析・設計・シミュレーションソフトウェアの展示を行っていました。
会場内でもっとも目を引く展示を行ったのはパイフォトニクス株式会社です。同社は光パターンを形成する新しいLED照明「ホロライト」を開発・製造・販売しています。
ホロライトは高輝度LED光源と大型光学素子の組合せにより空間に様々な光パターンを形成する、同社の独自技術です。ニーズに応じてさまざまなパターンを作り出すことができ、検査、演出、建築、道路、安全、観光、芸術、教育、実験など幅広い用途に用いられています。
国際画像機器展会場では、壁面にホロライトによるパターンの投影を行うことで、会場のどこからでも見られる、鮮明な光パターンをアピールしていました。
画像下は、今回取材時に特別にホロライトで「ヨクスル」を投影していただいた様子です。
株式会社レイマックは画像処理や検査など産業用途の照明製品を製造している企業です。同社は物流用照明「JWL225-DO series」、照明用オーバードライブコントローラ「IDMU-OD series」、強制空冷式ライン照明「IDBC-LSRF」などの展示を行っていました。
同社のブースはコーポレートカラーのピンクで統一され、ブースのデザインのみならず、スタッフのユニフォームまで含めた統一感のあるブランディングが印象的でした。
パシフィコ横浜内にはピザーラのカフェがあります。なかなか珍しいのではないでしょうか?本日の取材では、ピザとポテトとドリンクバーがついたセットを注文しました。手軽にピザを食べたい時におすすめです。