今回の展示では、ドイツ発のオープンソースOSベンダーとして世界的に知られるSUSEのソリューションが紹介された。SUSEの最大の特徴は、SAPのほとんどの製品に組み込まれて出荷されるほどの高い信頼性と、ミッションクリティカル領域での実績を備えている点だ。実際にMUFGをはじめとする金融機関など、重要業務での稼働例も多い。
さらにSUSEは、AIインフラの基盤として注目が高まるKubernetes(クーバネティス)の提供にも注力しており、世界トップクラスのダウンロード実績を誇る。加えて、軽量Kubernetesとして人気の「K3S」も無償で提供し、自由度の高い選択肢をユーザーに提供している。
SUSEの強みは、オープンソースであることによりベンダーロックインがなく、自由なIT戦略を描けること。必要に応じて部分的に導入・切り離しが可能で、最適なシステムを柔軟に構築できる。さらに、Linuxに深い知見を持つSUSEは、古いバージョンのRHELやCentOSなども含めたマルチLinux環境のサポートを得意とし、低コストでの安定運用を支援している。
製造業、流通、小売、そしてAI基盤といった分野で幅広く採用されており、オープンソースならではの自由さと堅牢さを両立するソリューションとして注目を集めている。