人とくるまのテクノロジー展2026にて、アイカ工業株式会社 モビリティ素材開発室様に製品・サービス紹介をしていただきました。
同室では、電子材料分野で培ってきたUV硬化樹脂の技術を自動車分野へ展開し、内外装部材向けのフィルム加飾技術を開発しています。
本技術の最大の特徴は、環境性能の高さです。従来の塗装工程で不可欠だった乾燥工程を省略できるため、CO2やVOC(揮発性有機化合物)の排出削減に大きく貢献します。また、自動車部材への貼合や被覆用途に最適化されており、インサート成形などの加工プロセスにも幅広く対応可能です。
さらに、将来的な展望として、使用後の加飾フィルムを剥離できる技術の開発も進めています。これにより、自動車部材をリサイクル材として再利用することが可能になり、循環型社会の実現にも寄与します。
まずは自動車メーカーでの採用を目標とし、将来的には自動車の塗装工程をすべて同社の加飾フィルムに置き換えることを目指して、技術開発に取り組まれているとのことです。