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展示会レポート 2026.07.27

株式会社村田製作所

マスクの振動を検知。圧電フィルムセンサーで実現する、騒音に負けない次世代音声入力デバイス

基板の窓口編集部

Medtec2026にて、株式会社村田製作所様に製品・サービスをご紹介いただきました。

村田製作所は、騒音環境下でも周囲の音声を拾いにくい音声入力デバイス「mask voice clip(マスクボイスクリップ)」を紹介しました。近年、音声入力技術の普及が進む一方で、工場や医療現場のような騒音環境では周囲の声や雑音を拾ってしまうことや、マスク着用時に音声が聞き取りづらくなることが課題となっています。

同社のデバイスは、圧電フィルムセンサーを活用し、発話時にマスクが生じる微細な振動や変形を検出する仕組みを採用しています。これにより、空気中の音ではなく、マスク越しの振動から音声を認識するため、周囲の雑音や他人の会話の影響を受けにくい点が特徴です。

今回は、一般的なピンマイクとの比較デモも行われ、ニュース音声を流した環境下でも、話者の声だけを認識する様子が紹介されました。現在は無線化の開発も進められており、医療現場や工場など、騒音下での利用を見据えた実用化に取り組んでいるとのことです。

基板の窓口編集部

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