スリーエムジャパン株式会社の新製品「3M™ 産業用カメラ ケーブル アセンブリ1U30P-TCシリーズ」はUSB規格で10Gbpsに対応する。次世代のマシンビジョン(MV)用途を想定する。このケーブルは最先端マシンビジョンが集結する展示会「国際画像機器展2025」(会期は2025年12月3~5日)で紹介された。

この新製品は、独インフィニオンテクノロジーズのUSBコントローラFX10との組み合わせによりUSBの10Gbpsで 5mの伝送が可能となる。通常の10G対応のケーブルとデバイスの組み合わせでは伝送性能は最大1~2mであり、5mの伝送は業界では最長クラス。最大転送速度が10GbpsのUSB規格「USB3.2 Gen2」に対応する。
「3M™ 産業用カメラ ケーブル アセンブリ1U30P-TCシリーズ」の登場により製造現場におけるカメラの配置は従来以上に柔軟になる。同ケーブルの用途では、今後発売されるであろう、USBの10Gbpsの出力が可能な高性能カメラを使った品質管理システムや自動化された製造ライン、スマートファクトリーの導入や自動車製造、電子機器生産、食品加工、医薬品製造などの厳しい産業環境におけるMVシステムなどを想定する。

コネクターはカメラ側にタイプCスクリューロック(ネジ)有り、ホスト側にスタンダードAスクリューロック有り・無しのバリエーションを設定した。産業用カメラ向けのインターフェース規格「USB3 Vision」に対応したコネクターデザインとなる。
「3M™ 産業用カメラ ケーブル アセンブリ1U30P-TCシリーズ」はパッシブメタルケーブルであり、内部にリタイマなどのチップやイコライザー、エンファシスなどの波形整形回路などを持たない。光ファイバーを用いたAOC(アクティブ光ケーブル)と比較してコストパフォーマンスが良い点も、長距離伝送と合わせて強みとなる。