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検査 2025.09.25

AIがモノの音を見える化

異音検知ソリューション【Monone】

株式会社NTTデータCCS 三谷 健太

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異音検査とは?

機械製品や設備から発生する通常とは異なる音を聞き、対象の異常兆候や故障を判定する検査のことです。
異音検査は多くの企業で人の耳によって行われています。以下は代表的な業務の例です。

•製造業の工場における生産品の最終出荷時の不良品判定

•重要生産設備の運転監視

•機械構成部品の摩耗・消耗状況の監視

•コンクリートや陶器のひび割れ確認

 

異音検査の必要性とその弱点

異音検査のメリット
なぜ異音検査が必要なのか?異音検査の主な利点は以下です。

•外観からは分からない対象の内部異常(内部部品の摩耗・損傷・緩み等)を発見できるため、組み立て後の分解などが不要である

•対象の稼働中であっても異常を検知可能であり、製造ラインを停止する必要がない

•外観検査等と比べて照明状況等の環境影響を受けづらく、夜間なども同じ精度で監視が可能
 

異音検査のデメリット
音による検査の課題は?現場では何に困ってるのか?

•騒音環境下では対象の音を正確に聞くこと自体が難しく誤った判定を起こす可能性が高い

•異常時にどのような音がでるのかが未知であることが多く、異常音とはどんな音なのかを定義しづらい

外観検査等と比べて正常/異常の判断が個人の感覚的になりやすく判定しづらいケースがある

 

異音検知ソリューションMonone

私たちNTTデータCCSはこういった人の感覚頼みになりがちで難易度の高い異音検査こそシステムによって自動化することができないか?
そのようなシステムで企業のDX化に貢献したい。という思いから「異音検知ソリューションMonone」を立ち上げました。

異音検知ソリューションMononeとは?
対象の正常な音から異常を判定できるソリューションです。
正常音のモデルとの比較から「いつもと違う」を判定します。最もシンプルな構成であればマイクとPCをご用意いただくことで導入が可能です。

 

 

 

Mononeの特長

異音検知ソリューションMononeは以下の特長を持っています。

1.接触式マイクの採用

対象に直接接触させて物体を伝搬する音を拾うため、環境音の影響を受けずクリアに対象の音を取得できます。

2.正常音のみでモデル作成が可能

正常音のみでモデルが作成できるため、発生しづらく収集に時間がかかる異常な音の準備が不要です。
そのため、スピーディに運用を開始することができます。

3.2つの解析手法を選択可能

人の聴覚特性を模した2つの特徴量抽出アルゴリズムを実装しており、「突発音」「いつもと違う音色」や「なんとなく不快に感じる音」を検出できます。

4.記録した音データの可視化が可能

記録した音データを様々なグラフ化をすることができます。
これにより異常な音の定義を属人でなく、可視化された基準で判断していくことが可能となります。

 

Mononeの生む効果

異音検査の課題解決と主な導入効果

•騒音環境では誤検知を起こす可能性が高い
接触式マイクの採用で対象の音をクリアに取得可能です。

•異常時にどのような音がでるのかが未知であることが多い
正常音のみでモデルを作成できるため、未知の異常な音も「いつもと違う音」として判別が可能です。

•正常音/異常音の違いが人間にも判別しづらいケースがある(ベテランの知見が必要)
グラフにより音を可視化できるため一定の基準により正常/異常を判定可能です。

 

Mononeのご利用をおすすめしたいお客さま

以下のようなお客さまに異音検知ソリューションMononeをおすすめします

1.完成品の聴覚検査を自動化したい

PLCのような制御機器と連携して検査実行まで自動化ができます。
処理速度も速いため、厳しいタクトタイムにも対応可能です。

2.製品の耐久試験や設備の故障兆候、部品の消耗などを検知したい

製品・設備の状態変化を音によって監視できます。
制御機器と連携することで異常時に対象をすぐに停止することも可能です。

3.検査基準を統一し、検査品質を向上したい

グラフ等で可視化を行うことで「異常な音」を関係者間で共有できます。
それにより、運用を行いながら正常音と異常音を切り分けてモデルの精度向上ができます。

4.検査の技術継承にかけるコストを削減したい

ベテラン検査員の音の聞き分けをシステムが代替できます。
検査前に人に正常な音を教え込むコストを削減することができます。

 

導入前~導入後まで伴走支援

Mononeは製造業を中心とした多くのお客さまにご採用いただいております。

以下のステップで導入前~導入後までを幅広くサポートします。

 

1.詳細な製品説明と現地デモの実施

ご依頼いただいたお客さまにはWeb会議で事例や導入費用感も交えた詳細な説明を行います。
関心を持っていただいたお客さまには工場等に入場させていただき、良品や不良品を用いてデモを実施します。
デモの報告を行わせていただくと共に導入までの課題とその解決案をご提案させていただきます。

2.踏み込んだ実証実験や実導入サポート

現地確認やデモによって見えた課題解決の実証実験をサポートします。
実導入にあたっても初期モデル作成やアプリケーションの初期設定などをご支援します。

3.導入後の問い合わせ対応や運用の自走を支援

保守サポートによるお問い合わせ対応や最新のアプリケーション提供を行います。
お客さまでのモデル作成等が対応いただけるような教育サービスもご用意しております。

4.横展開やその他IT/DX課題解決もご提案

Mononeの別対象への適用なども実証実験等から支援・ご提案をさせていただきます。
IT会社であることを活かし、他システムとの連携やその他IT/DX課題などについても提案を行います。

株式会社NTTデータCCS 三谷 健太
https://www.nttdata-ccs.co.jp/
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