2023年11月29日(水)〜12月1日(金)、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて、国内最大級のマイクロ波技術・産業の総合展示会である「MWE 2023 / マイクロウェーブ展2023」(主催:電子情報通信学会 APMC国内委員会)が開催された。
通信分野において、5Gの商用サービスが展開され、情報通信だけでなくエネルギー、医療、セキュリティ、流通、製造などにも応用されている昨今。また、Beyond5G/6Gの技術開発も進み、AI技術や量子技術、微細半導体デバイスの進化によって社会の多岐にわたる分野で変革が進んでいる。さらに、マイクロ波技術とマイクロ波産業が提供する基盤デバイスやシステムが変革を加速させ、その重要性が増している。
こうした潮流を「イノベーションを創出するマイクロ波産業 — Microwave Community, Pioneering Innovations —」というコンセプトに据えた本展には、マイクロ波技術・マイクロ波産業を牽引する最新の知見や技術が集結した。
基板の窓口では、注目の出展企業社を総力取材。出展各担当者によるブースでのインタビュー動画をもとに、各社の最新製品や技術をお届けする。
北越コーポレーション株式会社は、1907年創業の製紙メーカーとして、110年以上にわたり紙・パルプ事業を通じて社会貢献を続けている。
紙・パルプの生産量は、国内トップクラスを誇るのみならず、海外にも生産・販売拠点を持ち、グローバルな事業展開を行っている。
さらに、業界に先駆けて環境保全活動にも注力。環境に配慮した紙づくりを行い、健全な森林経営にも取り組んでいる。
軽量・薄膜!手扱い容易な便利なシート「電磁波ノイズ抑制シート/薄膜コーティング」
同社の「電磁波ノイズ抑制シート」は、パソコンやスマートフォンなどの電子機器から発生する電磁波を吸収することで、電子機器の誤作動を防止することができる。
カーボン材料の使用により軽量で、40μmと他社製品よりも薄いところが特徴。30GHz帯の高周波領域にも対応可能。
電磁波の吸収・反射効果は実証済み。電磁波対策の新たな選択肢といえる。
詳細:https://www.hokuetsucorp.com/develop/noise.html
株式会社モバイルテクノは、無線機器の設計をトータルな受託に強みを持つ。
無線ネットワークの活用がますます拡大する昨今、無線規格の複雑化・高周波設計の難化が進んでいる。同社は、こうした課題に対応できるスキル・ノウハウを持ち、ユーザーのアイディア・企画の具現化に貢献している。
アイディア・企画を具現化する無線機器を開発します「無線機器設計開発受託サービス」
「無線機器設計開発受託サービス」 を手がける同社では、さまざまな無線規格に精通し、独自無線も提案可能。仕様検討からソフト・ハード開発、評価・認証まで、一気通貫の設計開発を実現する。
対応周波数についても、マイクロ波、ミリ波など、幅広い経験を有している。豊富な経験をもとに、他社にはない競争力のある製品を作り上げ、ユーザーのアイディア・企画の実現に貢献する。
詳細:https://www.fujitsu.com/jp/group/mtc/services/index.html