ヤマハ発動機(株)は、20万CPHの生産性を誇る表面実装機の新製品「Z:TA-R(ジータ アール)YSM40R」を2016年5月3日から発売する。
主な特長は、
①「革新的な生産性」をコンセプトに、横幅1mのコンパクトなプラットフォームに4ビーム・4ヘッドレイアウトを採用し、高速生産性とともに柔軟な生産形態対応力を併せもつ、㈪新開発の超高速RSヘッドは、ロータリヘッドでありながら同時吸着が可能。新型高速アルゴリズムの採用で制御を高速化したサーボモータやZSフィーダなどの相乗効果により、20万CPHの卓越した搭載速度を可能にし、圧倒的な面積生産性およびライン長生産性を実現、
②リアルタイムに吸着直後・装着直前・装着直後の部品保持状態をチェックする新開発高速サイドビューカメラや、新型高剛性ベースフレーム、新型軽量Xビームの採用などにより搭載精度と実装信頼性を向上させ、0201(0.25mm×0.125mm)サイズの極小チップ部品実装にも対応、
③生産を中断することなくノズルの自己診断・自己復旧を行う新機能「ノズルヘルスケア」の採用や、従来から標準搭載していた「e-Vision」などの自動部品データ生成機能の精度を高めて吸着エラーや認識エラーの発生を予防することにより、マシン停止ロスを大幅に削減し、実稼働率を向上させている。