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基板設計 2017.02.23

基板CADライブラリ無料提供サービスを開始

基板の窓口編集部

基板CADライブラリ無料提供サービスを開始

アールエスコンポーネンツ(株)は、基板CADのソリューションで業界をリードするSamacSys(サマックシス、本社:英国)と協力し、国内外の主要CADフォーマットで利用可能なCADライブラリデータベース「PCB Part Library」の無償提供を、2月23日から開始した。

プリント基板設計では、使用する全部品の「回路記号」や「フットプリント」といったCADライブラリを正しく作成する必要がある。そして実はこういった作業が全体の工数を増大させてしまうことが少なくない。同サービスにはあらかじめ膨大な部品のCADライブラリが登録されており、ユーザは自由にダウンロードし設計に使用することができる。これによりCADライブラリ作成にかかっていた時間を大幅に削減できるようになる。

また登録のない部品は、作成をリクエストすることもでき1~2日程度で使用できるようになっている。このライブラリは同社が無償提供しているプリント基板CADツール「DesignSpark PCB(デザインスパーク PCB)」を始め、図研、ケイデンス、Altium、Mentor、PADS、Eagleなど他社製のプリント基板設計CADでも使用することができる。基板設計に関わるほとんどの方の作業を効率化することができ、電子設計をより一般に普及させることが可能となる。

PCB Part Libraryを利用するには、同社が運営するエンジニア向けコミュニティサイト「DESIGN SPARK(デザインスパーク)」から「Library Loader」というツールをインストールし、ユーザ登録を行う。

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基板の窓口編集部

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