特集記事

展示会レポート 2026.04.03

サクラ精機株式会社

製造業向けの精密洗浄分野で高い評価

基板の窓口編集部

プリント基板関連ピックアップ記事 製造業向けの精密洗浄分野で高い評価

サクラ精機株式会社は、主に洗浄・滅菌機器や病理細胞診関連製品の開発・製造・販売を行っている。同社は産業洗浄に関する最新製品・技術が集結する「2025洗浄総合展」(会期は2025年12月3~5日)に出展した。

 


同社が展開する「F1シリーズ」は、製造業向けの精密洗浄分野で高い評価を受けている真空超音波洗浄装置。脱脂洗浄、パーティクル洗浄を行い、自動車部品や電子デバイス、半導体関連部品など、微細化・高精度化が進む産業分野において、安定した洗浄品質と環境配慮を両立する。
同シリーズの最大の特長は、洗浄から乾燥までを真空密閉環境下で一貫処理できる点にある。真空中で超音波洗浄を行うことで、複雑形状や微細な隙間にも洗浄液が行き渡り、切削油や微粒子汚染物を効率的に除去できる。さらに真空乾燥を組み合わせることで、溶剤残留を抑え、高い清浄度を安定して確保する。
密閉構造により溶剤の揮発や外部漏えいを最小限に抑えられる点も評価が高い。溶剤使用量の削減は、ランニングコストの低減だけでなく、作業環境の安全性向上や環境負荷低減にもつながる。近年強まる環境規制への対応という観点でもF1シリーズは一定の存在感を示している。
 


ラインアップは、生産量の多い工程向けの標準タイプ「F1クリーン」、省スペースや小ロット対応を想定した「F1ミニ」、複数工程を同時並行で処理できる多室構造の「F1マルチ」など、用途や規模に応じて選択可能だ。クリーンルーム設置にも対応しており、電子・光学分野での採用も広がっている。
装置寸法は「F1クリーン」が幅2320×奥行き1500×高さ2000mm(型式YMV-552(553)の奥行きは1700mm)、「F1ミニ」は幅1500×奥行き1350×高さ1680mm。
精密洗浄の重要性が増す中、F1シリーズは品質、生産性、環境対応をバランスよく備えた装置として、今後も製造現場での役割を拡大していく。
 

基板の窓口編集部

基板の窓口の独自取材コンテンツのほか、プレスリリース、投稿記事をご紹介します。記事の掲載に関するお問い合わせはお気軽にお声がけ下さい。

https://jpcb.jp/?m=inquiry
基板関連工場の
無料登録 のご案内
貴社の設計、製造、実装の仕様、製造実績の登録をお願いします。