高松帝酸株式会社は、フッ素ガス表面処理という独自の表面処理技術を提供している。この技術は、フッ素ガスを製品表面に直接当てることで、ガスが製品に浸透し、化学反応を引き起こすというものである。ガスを用いるため、形状を問わず処理が可能であり、さらに製品の硬度にほとんど影響を与えない点が大きな特徴である。
特にゴム製品に適用した場合、粘着除去効果が得られることが実証されている。ゴムの固着による問題や、摺動性を向上させたいといった要望に対し、フッ素ガス表面処理を活用することで、これらの課題を解決できる。
同技術はすでに市場で実績があり、工場で使用されるパッキンやシートなどのゴム製品に採用されている。さらに、製造工程の簡略化や、部品のグリスレス化の実現にも貢献しており、今後も幅広い分野での応用が期待される。