玄々化学工業株式会社は、植物由来の新素材セルロースナノファイバー(CNF)を配合した下塗り塗料「CNFシーラー」を紹介した。森林総合研究所との共同開発により、特許製法で国産木材チップからCNFを一貫製造し、水性塗料への配合を最適化している。同製品を下塗りとして使用することで、木材の表面に保護層を形成し、紫外線や酸素ガスによる基材や塗膜の劣化を抑制する。これにより、木材の変色やひび割れ、塗装の剥がれを大幅に低減し、結果として屋外木材製品の高耐久化と長寿命化を実現する。木材利用促進の流れの中、バイオマス由来のCNFを活用した本製品は、木材建築物の美観維持とメンテナンス性能向上を通じ、カーボンニュートラルへの貢献が期待される。