3D Systemsは今回の展示会で、新製品「PSLA270」を初公開した。同製品は光造形方式の3Dプリンターである。従来、光造形はレーザーを用いて点で硬化を行っていた。一方、PSLA 270はプロジェクターを用いた面での硬化を行うため、従来の約6〜7倍の造形速度を実現する。さらに、材料面でも改良が施され、長期間にわたり物性を保持できる性能を備える。この進化により、試作用途に留まらず、最終製品の製造にも対応可能となった。
本製品の活用により、金型の製作や保管に伴うコストや時間を削減でき、金型レスの射出成形品が実現する。これにより、多品種少量生産やオンデマンド製造にも適したデジタル製造が可能となる。また、同タイプの小型3Dプリンターは既に国内の大手事務機器メーカーや産業用機器メーカーで採用され、樹脂部品の製造やメガネフレームの生産といった実績がある。