2023年5月31日(水)〜6月2日(金)、東京ビッグサイトにて「電子機器トータルソリューション展2023」が開催されました。
5G/5G+などの通信、インフラ(ネットワーク・再生可能エネルギー・データセンターなど)、次世代自動車、ロボット、ウェアラブル、センサー、医療・ヘルスケアなどを具現化する技術の総合展示会である本展において、基板の窓口では出展企業50社を総力取材。
あらゆる電子・情報通信・制御機器に使用される電子回路・実装技術や、用途の広がりを見せるセンサー・E-Textile(ウェアラブル技術)などの新たなコンテンツおよびソリューションの展示の他、電子回路業界・関連業界全体の発展に寄与する最新技術情報をお届けします。
会期:2023年5月31日(水)〜6月2日(金)
会場:東京ビッグサイト
公式サイト:https://www.jpcashow.com/show2023/index.html
*電子機器トータルソリューション展は、JPCA Show/マイクロエレクトロニクスショー/JISSO PROTEC/SDGsデバイス展/WIRE Japan Show/Electronics Component & Unit Show/E-Textile/Wearable/Smart Sensing/無人化ソリューション展/Edge Computing/interOpto/Imaging Japanの総称です。
沖電線株式会社/奥野製薬工業株式会社/株式会社大日光・エンジニアリング/富士通コンポーネント株式会社/株式会社ザクティ/株式会社ニソール/LPKF Laser & Electronics株式会社/倉敷紡績株式会社(クラボウ)/INTERXSOFT Corporation/帝国インキ製造株式会社/株式会社アドテックエンジニアリング/日邦産業株式会社/ダイドー株式会社/化研テック株式会社/アンドールシステムサポート株式会社/株式会社図研/JOHNAN株式会社/オムロン株式会社/日本MID協会/パスコン株式会社/プライムテックエンジニアリング株式会社/地方独立行政法人岩手県工業技術センター/奥田貿易株式会社/株式会社e-lamp.
https://www.youtube.com/watch?v=XpR04EgkzZg&feature=youtu.be
沖電線株式会社のFPC事業部では、フレキシブル基板の製造、販売を行っております。
同社の強みとしては次の2点です。
・2種類の製造ラインを使い分けることで、少量多品種生産~大量生産まで対応可能
・OKI電線独自の特長的な製品を多数ラインナップしている
これらの強みを生かし、様々な業界のお客様に製品をご使用頂いている実績があります。
厳しい使用環境下でも、フレキシブル基板を活用できる!
OKI電線のおすすめ製品は「耐環境FPC」です。これはより過酷な環境下で使用できるフレキシブル基板になります。
従来のフレキシブル基板では困難だった、200℃程度の高温処理が必要な半導体製造装置や、高圧蒸気による滅菌処理が必要な医療装置などに対応するために開発されました。
「耐環境FPC」には、200℃×1000時間の高温処理に耐える「耐高温FPC」と、132℃/0.2Mpa/15分の高圧蒸気処理を250回に耐える「耐高圧蒸気FPC」の2種類があります。 従来はフレキシブル基板が使用できなかった用途や機器にも、フレキシブル基板の利点を生かした配線が可能になり、機器設計の自由度が高まることでさらなる高機能化に貢献します。
詳細:https://www.okidensen.co.jp/jp/index.html
https://www.youtube.com/watch?v=2KN4tZdJ7Y0&feature=youtu.be
同社は、表面処理部門・無機材料部門・食品部門の三本柱で構成されている総合薬品メーカーです。各部門とも、今まで培ってきたオンリーワン技術をコアに常に最新技術を提供すべく、研究開発を行っております。
半導体パッケージ、プリント基板の発展に貢献
同社は半導体向けメッキ薬の新ブランド「トライザ」を立ち上げ、販売を始めました。ウエハーの処理に使われるメッキ添加剤など10種類以上を扱い、今後もラインアップを拡充する予定です。
https://www.youtube.com/watch?v=gYmEgKSNR_Y
同社は日本・中国・ASEAN地区で車載・医療・産業機器・民生機器向けに電子部品の実装及び組立を行っているEMSの会社です。
誰でも、すぐに、簡単につかえる!
世界初の画像で部品をカウントするパーツカウンタです。
手で数えなければならないような面倒な業務を画像でカウントします。正確にスピーディーにカウントを行うことで、業務の効率化が可能です。
詳細:https://www.dne.co.jp/technology/originalproducts/
https://www.youtube.com/watch?v=ZLCO3iEV7qw&feature=youtu.be
富士通コンポーネントは「小さな部品が未来を創る」をスローガンに、リレーやキーボード、タッチパネル、無線モジュールといった電子部品の製造販売を行なっているメーカーです。
同社の強みは、お客様のご要望に応え、これら最先端部品をスピーディに自社内で開発から製造までできることにあり、グローバルな販売ネットワークを使って世界中のお客様に商品をお届けしていることです。
非接触で脈を計測し、感情を推定するバイタルセンサー「感情推定センサー エモコアイ®評価キット SRV01-001」
ブースでは、富士通コンポーネントで最も新しい事業である「センサーセクション」の紹介を行っていました。
また同社はレーダーセンサー技術を使ってマイクロ波やミリ波センサーの開発をしています。
このセンサーを用いたソリューション提案にも力を入れており、多くのパートナー企業様とのコラボ商品もご紹介しています。既に実用化、量産している三菱電機様、カレアコーポレーション様との共同開発した感情解析センサー「エモコアイ」は今回世界初出品の製品です。
24 GHzドップラー方式を用いて計測する脈の情報から「没入度(集中)」「眠気度(退屈、怠惰)」「活性度(緊張、元気)」「消耗度(疲労)」といった人の感情推定データおよびエモーションマップ、ワークスコアといった推定結果を見える化。アプリケーション上で確認できます。
詳細:https://www.fcl.fujitsu.com/products/sensors/
https://www.youtube.com/watch?v=1rQcyuzALMw
同社はデジタル映像ソリューションを提供している企業です。
旧三洋電機のデジタルカメラ開発で培った技術力を活かして、様々な業界での遠隔支援に不可欠なウェアラブルカメラを軸にした映像DXソリューションを提案しています。
最先端の遠隔支援ソリューションで、あらゆる現場の業務改善や効率化を可能に!
ザクティの「遠隔支援ソリューション」ならびに、ウェアラブルカメラ「CX-WEシリーズ」を紹介します。
カメラのブレ補正機能により、現場作業の複雑で激しい動きを、”安定した映像”に補正、且つ高画質を実現した、 遠隔支援に最適な業務用ウェアラブルカメラです。
現場作業員がこのウェアラブルカメラを装着することで、オフィスに居ながら、国内/海外工場・土木/保守点検現場のリアルタイムモニタリングや監査が可能になります。
カメラ本体は95gと超軽量で、防塵・防水も備えており、どんな場所でも安心して使っていただけます。スマホにカメラを繋ぐだけで、すぐに遠隔支援を始めることが可能です。
「導入後、複数名で出張に出向いていたところを1人で対応できるようになり、人手不足の課題解決に直結した」など、多くのお客様から嬉しいコメントを寄せて頂いています。
詳細:https://xacti-co.com/solution/remote_support/
同社は、電子回路プリント基板設計、基板製造、実装、部品調達を中心とした電子機器製造支援EMSサービスや、電子CAD「CADLUS」シリーズの開発・販売、プロモーション支援を行っています。
同社の強みは、電子CADの提供から基板設計、製造、プロモーションまで一貫して製品づくりをサポートできることにあります。多くの電子CADの提供と基板設計、製造の実績を持ち、多数の電子機器や産業機器メーカーから支持を受けています。
電子回路プリント基板設計業務をサポートし、コスト削減に貢献!
同社のイチオシ製品は、電子回路設計、基板設計CADの「CADLUS」です。電子回路設計から基板設計を効率よく行うための電子CADであり、基板設計の現場で必要な機能を備えています。
アシストツールや各種機能を備え、基板設計に必要な手順通りにCADを操作することができます。また、他社製品と比較して、弊社のCADLUSはサポート対応を得意としており、操作以外にも技術サポートまで提供。お客様から高い評価をいただいています。
さらに、手間のかかる部品データの作成も月々の「部品作成サービス」で行い、お客様の生産性を向上させます。
加えて、CAD業務サポートや弊社の基板設計サービス、基板製造サービスを活用いただくことで、コスト削減に貢献しています。
同社は、ドイツの産業用レーザー装置メーカーです。革新的なレーザー技術と装置により、エレクトロニクス開発・製造などの分野でお手伝いしています。
同社の強みは、30年以上にわたり開発を続けている、従来にない開発・生産用レーザー技術にあります。例えば、レーザー基板分割装置ではまったく焦げない加工方法を開発し、また、ガラスの微細穴を高速に開ける特許技術とレーザー装置も提供しています。
プリント基板分割はレーザーの時代へ
同社のイチオシ製品は、「CuttingMasterシリーズ」という「レーザーデパネリング装置」です。
デパネリングとは、実装基板を分割することです。従来はルーターなどの刃物で加工していた基板をレーザーで加工することにより、多数のメリットが得られるようになりました。
レーザー加工でプリント基板を切ると、高価・遅い・焦げる、というデメリットがありましたが、LPKFのCuttingMasterシリーズでは、コストパフォーマンスが高く、ルーターと同程度以上の加工能力、そして炭化しない(焦げない)CleanCutという技術を開発しました。
また、実装面積の向上、クリーニング工程の削減、自動化推進、基板材料のコストダウンなど、総合的に見てメリットがある製品になっています。世界中のドイツ自動車部品メーカーでも使用されています。
詳細:https://www.lpkf.com/jp/industries-technologies/electronics-manufacturing/laser-depaneling
同社は、1888年に創業した繊維メーカーです。暮らしを支える繊維、自動車、住宅や食品、そして産業を支えるエレクトロニクス、半導体、環境プラントやバイオメディカルなど、幅広い分野で事業を展開しています。
これまで多様な事業分野で蓄積してきたコア技術を高度化・複合化することで、独創的で価値のある商品・情報・サービスを提供しています。
品質はBBMasterの眼が支えている!
同社の出展製品は、基板外観検査装置「BBMaster」です。
これは車載デバイスやスマホ、タブレットに内蔵されている電子製品用のプリント基板の外観を高速かつ高精度に検査する装置になります。
当製品は、自社で開発した高解像度カラーラインカメラと高輝度LEDを採用し、複数の角度からの反射画像を同時入力できるスイッチングシステムを備えています。 通常、欠陥を撮像するためには、照明やワークの角度を様々に変化させて検査する必要がありますが、当製品は自動検査装置1スキャンでこれらを実現可能です。
また、自社開発しているという点においても、長期間にわたってご愛用いただけると自信を持っております。調達部品の状況をウォッチしながら、後継品の選定や乗り換えをスムーズに行えるよう心がけています。
さらに、お客様とのコミュニケーションを大切にし、製造工程の課題を共に解決していく姿勢と、安心してご使用いただけるアフターサービスを提供しています。
詳細:https://www.kurabo.co.jp/el/sy/
同社は2008年に設立されたEDA(Electric Design Automation)ソフトウェア開発会社です。
革新的なEDA設計自動化製品とサービスを提供するだけでなく、EDAツールプラットフォームビジネスでもリード。これにより、お客様の価値を高めることに努めています。
共有と協力
interCAD Editorは、Schematic、プリント基板、Gerberなど、多様なECAD設計データを変換し、ビューアのinterCAD Readerで表示できるソフトウェアです。
また、interCAD Converterは、様々なCADデータを必要なファイル形式に変換できる製品です。
同社はスクリーン印刷用のインキを開発しています。
従来のインキと違い耐性や機能性があるインキを開発、製造しているのが特徴です。
お客様の困りごとをインキで解決!
今回の展示会でのイチオシ製品として、赤外線透過インキ・電磁波シールドインキが挙げられます。
日清紡マイクロデバイスのタッチレスセンサ、コーデンシTKの測距センサとのコラボ品やセンサ動作を阻害せず製品にデザイン性を付与できるセンサ対応インキ(高透明赤外線透過インキ)を用いた印刷物を展示しました。
詳細:https://www.teikokuink.com/event/20210908/
同社はプリント基板用露光装置の製造・販売および自動化設備製作を行い、露光装置で培った技術を活かした自動化課題の解決に強みを持ちます。
お客様のニーズを捉え、技術的に対応していく点が強みです。
最先端半導体のFOパッケージ、有機パッケージ基板(先端BGA)などに向けた直描式露光装置
本展においては、各種Direct Imaging(直描式)露光装置、特にFC-BGAやSLPに対応した新製品を発表。 「直描式露光装置DE-2 P600」は、高精度ステージを採用しオーバーレイ:±1.5μmを最新鋭光学系を搭載しL/S:2/2μmを達成することで、最先端半導体のFOパッケージ、有機パッケージ基板生産で求められる高精度高解像度を実現。 さらに、米国デカ テクノロジー(Deca Technologies)社のAdaptive PatterningTMとの統合により、マルチチップFOにも対応可能です。
各種高機能接着剤の開発および製造販売を行う同社。 強みとして、低温短時間硬化技術、実装技術と材料をセット提案可能な点や、実装学会関連を伝手にした取り組みなどが挙げられます。
低温硬化型の接着剤・はんだペースト
低温硬化型の接着剤およびはんだペーストは、カーボンニュートラルを考慮した低温接着/接合ができます。
また、接着剤に関しては、短時間での低温硬化が可能です。
詳細:https://www.nip.co.jp/products/fstick_top.html
エレクトロニクスの総合商社である同社は、電気や電子部品からFA・ロボットシステム、海外サポートまで、幅広いお客様のニーズにお応えすることを目指しています。
作業工程の可視化で作業者による品質のバラつきを抑制!作業ナビゲーションソフト「ビジュアル先生PRO」
作業ナビゲーションソフト「ビジュアル先生PRO」は、紙ベースの作業指示書をビジュアル化し、その通りに進めていけば作業を行うことができる作業支援ソフト。
完全自動化できない手作業の効率化や組立作業の履歴管理など、作業工程の可視化により、作業者による品質レベルのバラつきを抑えることが可能です。
FAパーツ(工場自動化機器)、産業用ロボット、自動化設備の3つの事業で全国展開をする商社。
特長として、全国4か所にロボット実験施設を設置しています。名古屋と東京には40台のロボットが常設され、最新のロボット・自動化技術をお探しの方に最適となっている(見学・実験を受け付けている)。
同社三河支店には、ダイドーオートマッチクファクトリーが併設されており、無人化工場のデモラインを構築し、工場の自動化事例を具体的にご提示しています。福岡でも5台のロボットを所有し、講習や実験に対応しています。
部品供給の常識を変える!
YAMAHA+ASYCUBE PLUGIN「フレキシブルロボットフィーディングシステム」は、部品供給の常識を変える装置。
Asyril社のAsycube240は、さまざまな種類のワークを、1台のフィーダーで整列することが可能。フィーダー上で整列されたワークを上部のカメラで認識し、今回はヤマハのスカラロボットでハンドリングを行うデモ機の展示を行っていた。
プラグインで簡単制御、LANケーブルでの容易な接続を叶え、ハイコストパフォーマンスのスカラロボットで自動化導入コストの解決に貢献する。
なお、本展示機は東京ロボット館にて常設展示を行っており、実機テストも可能となっている。
詳細:https://www.daido-net.co.jp/robothall/
同社は、洗浄剤や剥離剤、導電性接着剤を研究開発・販売しているメーカー。 本展出展製品においても、自社で洗浄装置の設計や開発まで行える点および、洗浄剤と洗浄装置をシステムとして提案できる点を強みとしています。
洗浄残渣の問題解決に!
本展にてメインで展示を行った「マイクロクリンECOシリーズ」および「マークレスECOシリーズ」は、洗浄残渣の問題解決に寄与する製品です。
従来のマイクロクリン・マークレス製品は引火点を持っていたところ、今回展示しているマイクロクリンECO・マークレスECOは引火点を持ちません。また、狭いギャップ部の洗浄性能やパーティクル除去能力が向上しています。
今後、実装技術の高度化やペースト中の金属粒子の微細化に伴い、洗浄性能の確保がますます困難になる中、同社の洗浄剤とリンス剤の貢献は大きなものであると言えます。
詳細:https://www.kaken-tech.co.jp/products/electronics/cleaning/flux/new_mc/
日本で初となる、コンピュータ先端応用技術を用いてユーザーのシステム開発を支援するシステムサポート業務を企業化した同社。
1969年の創業以来、日本のシステムハウスのパイオニアとして半世紀以上にわたり、多種多様なシステムをユーザーと共に開発してきた歴史を持ちます。
BGA基板のテストと解析を実現し、不良基板の廃棄を削減できるエコな検査システム
「実装基板テスト装置」の「JTAG ProVision」は、お客様の製造検査と故障解析を効率化するためのJTAGバウンダリスキャンテスト製品。
BGA実装基板など、物理的にプロービングできない部分に対して、電気検査を行うことができ、合否判定と故障診断を自動化することができます。
また、テストデータを自動生成する機能があり、テスト準備期間をファンクションテストと比較して大幅に短縮することが可能です。当製品は国内で多くのお客様に利用され、導入事例集を公開しています。
同社は主に電子機器の設計に使用されるツール(CAD)を開発しています。
最先端の機器を開発しているお客様の高度なニーズに対応する技術力に強みを持っています。
エレキとメカを融合した、"業界初"のEMC設計検証ツール
「3D EMC Adviser」は、電気のみならずメカニカルな要素も考慮しながら、電子機器の開発におけるノイズ問題を設計段階で解決することができます。
試作後に必要だったノイズ対策を削減し、その時間を設計品質向上にあてることが可能です。
詳細:https://www.zuken.co.jp/product/eda/emcadviserex/
同社は基板実装や製品組立のEMS事業に加え、設計や部品調達、特殊基板実装開発も行っています。
従来の硬質基板の量産に加え機能性フィルム実装や紙基板への実装開発を行う同社。 基板の薄型化・インテリア性のニーズをトリガーに、フィルムや紙への導電接着剤による部品実装の実現というアプローチをひとつの大きなコア技術として注目を集める。
電子部品を実装したフィルム基板と成形品の組立工法(JOHNAN On Mold Electronics)
JOHNAN On Mold Electronics(JOME)とは、PET等の回路フィルムにSMD部品(Surface Mount Device)を実装し、その後モールド成形品(樹脂成型品)に貼り付けを行う技術です。
この技術により、従来から課題であった高価なIC付の基板と成形品を同時に組立することによる歩留まりを高め、製品の全体的なコストアップの課題を解決します。
さらに、同社の「紙基板実装」は、紙の基材に回路形成し導電接着剤を用いて電子部品を実装することで、実装基板に新たな質感とインテリア性という新たな価値観の付与を実現します。
詳細:https://www.johnan.com/design-and-ems/pcb/in-mold/
オムロン検査システム事業部は、これまで基板検査の分野で培ってきた実績を活かし、品質を起点とした良品モノづくり、つまり不良そのものをつくらないモノづくりを提案しています。
独自の撮像技術+AIで、高精度・高効率を実現したAOI。製品内部を層ごとに全数自動検査を実現!
同社の最新技術を駆使した「基板外観検査装置VT-S1080」と「CT型X線検査装置VT-X750」は、独自の撮像技術+AIにより高精度・高効率を実現したAOI。
製品内部を層ごとに全数自動検査することを実現したCT型X線検査装置である。
同社では、基板外観検査やCT型X線検査により、はんだの接合性をより確実に検査する技術をベースとし、検査データにおける品質改善への活用や、専門性が求められる判断や工数を削減するAI技術の活用など新たなお客様価値の提案を進めています。
詳細:https://www.fa.omron.co.jp/product/inspection-system/sji-inspection-system/
日本MID協会は、日本における唯一のMIDに関する総合団体。その会員は設計、電子部品、原料、加工、関連商社はもとより研究者やエンドユーザーまで幅広い層で構成されています。
国内におけるMIDの普及およびレベルアップを掲げ、MIDに関する最新技術の紹介や海外の学協会や国内の他団体との交流を進めています。
ブースでは、MIDの普及を目的とし、「3D-MIDデモ基板」「MID-ヘリコプター」の展示を行った。
さらに、今年11月には日本MID協会定例講演会の開催を予定している。
詳細:http://www.jmid.gr.jp/jp/index.html
同社は、開発からA/W設計、基板製造、部品調達、部品実装、組み立て、検査機までワンストップで対応しています。
開発から試作、量産まで一貫して社内で対応しているため、量産までスムーズに立ち上げることができることが強みです。また、開発のみや実装のみなど、個別に対応することもできます。
作業環境をデータ化して安全をサポート!
参考出品である「環境監視システム」は、温度・湿度・気圧・風力・照度・水位を測定し、PCで管理することができます。
例えば、工事現場に設置して環境状況を現場責任者がPCで管理することで、温度・湿度が高く風もない状況であれば作業員への熱中症の注意喚起、対策に役立てることができます。
※製品としての販売ではなく、お客様の製品などでの使用を見越した共同開発を想定
https://www.youtube.com/watch?v=G8fGVCIDOlg
産業用カメラや医療用カメラの製造を行う電子機器メーカーである同社。 自動車メーカーに純正で採用される唯一の中堅企業として、医療機器の国際規格や製造認可も取り扱い、高い技術力で支持されています。
最短即日の試作品の提供が可能!「スピードサンプル」
同社横浜工場の試作基板実装サービス「スピードサンプル」は、最短即日で施策基板を完成させることができます。
従来のはんだづけにおいては、「メタルマスク」と呼ばれるはんだをつけるため治具の作成に1週間以上を要し、初期費用もかかるという課題がありました。
そこで同社では、クリームはんだを使いて部品を手載せで実装するという方法を採用。 これによりメタルマスクが不要となり、初期費用もかからず最短即日で施策基板が完成できるため、開発スピードの大幅な向上に貢献することができます。
また、試作は1点から、リワークも1点から受け付けており、 試作から量産まで対応可能であるため新商品の開発に貢献することができます。品質においても、医療機器の国際規格や製造認可の取得により、高品質を保証しています。
同センターは、主に岩手県内の企業への技術的支援をする公的機関です。
表面改質、プラスチック加工・分析、光技術などの専門的知識を有する研究員が多く在籍し、エレクトロニクス分野の配線形成や各種材料の接着・接合に関する課題解決力に強みを持っています。
高周波伝送対応3D-MIDで小型化・軽量化・伝送損失低減!
本展では、樹脂成型品に電気回路パターンを形成する3D-MIDの製造技術の展示を行いました。
SKW-L2工法による超短パルスレーザを使用し超微細な配線パターンを形成する方法と、分子接合技術(i-SB法)を使用して樹脂表面を粗化せずにめっきを密着させる新しい方法を紹介しました。
微細配線は医療用品や精密部品に、無粗化工法は高周波伝送向けデバイスに使用できます。
詳細:https://www2.pref.iwate.jp/~kiri/
同社は、基板実装設備の保守部品の販売と修理を行っています。
メーカーが供給を中止した部品においても探し出すことができ、お客様から支持されています。
なかった部品、奥田貿易へ!
同社の特徴として、お客様が手に入れるのが難しい部品を見つけ出せることで、お客様から高い評価を得ている点が挙げられます。
さらに、SMT中古設備、モータードライバー、基板などの保守部品の販売に加え、修理にも対応しています。
詳細:https://okudatrading.co.jp/
同社は、ドキドキ(脈拍)に合わせて光るイヤリング型デバイスの製造・販売および、心拍情報を用いたデータ提供を行っています。
今春に慶應大学発のスタートアップとして認定されており、研究をもとにした生体情報を他者と共有する新しいコミュニケーションの体験を提案しています。
多くの企業に導入もされており、社会実装を強みとした企業として評価されています。
心を、光で、可視化する。ドキドキに合わせて光るイヤリング
「e-lamp.」は、2020年の着想からこれまで30個以上のプロトタイプを試作してきました。
本展においては、主に3つのバージョンのe-lamp.を展示しています。ひとつは現在販売中の「e-lamp. ONE」(https://elamp.base.shop)、そして今後量産化を見据えたバージョン2、バージョン3と並んでいます。
担当者は「3つの違いとともに、e-lamp.の今後の量産化に向けた成長を感じていただけると嬉しい」とコメントしました。
2015年代以降右肩上がりを継続している、電子回路製造業の生産高。コロナ禍においても、感染拡大対策を受けた巣ごもり需要に伴うPC用途の拡大なども追い風となり、全般にわたり高需要が続いています。
基板の品種内訳においては、車載や産業機器向けでの多層基板が約40%を占め、続いてスマートフォン用途などでのFPC、そして特に日本企業が得意とするビルドアップ基板やモジュール基板用途が15%程度を占めています。
国内生産では、リジッド基板および、今後グローバルで年間9%の伸びが予測されるモジュール基板の生産高においても好調が続いています。
好調を後押しする背景には、あらゆる生活環境の電子化などによる半導体需要の急増および、パッケージングの技術トレンドとしてのチップレット化が挙げられ、電子部品実装基板においても、それに追随した伸びが期待されている近年。
こうした業界動向を受け、本展は電子回路業界・関連業界全体の発展に寄与する展示会として期待が寄せられ、会場は多数の来場者により盛況を博しました。
本展によって生まれた数々の出会いや商談が、日本の同業界を加速させる原動力となることを期待しています。
〈出展:WECCからの情報、経済産業省生産動態統計情報、㈱産業タイムズ社からの情報〉