同社が取り扱う3Dプリンター「FUNMAT PRO 310」は、サポート除去の手間が大きく軽減されるデュアルヘッドおよび90度まで上昇するヒートチャンバーの搭載により、今まで造形が難しいとされてきた樹脂の高い精度での造形と後処理の省力化を可能にした。
同プリンターは熱設計に優れ、90度以上の高いチャンバー温度に対応している。高温度のチャンバーを搭載することで、今まで精度の高い造形が難しいとされてきたABSやポリカーボネート、ポリアセタールフィラメントの造形が可能になった。
また、独立式のデュアルヘッドの搭載により、サポート材用のフィラメントが使用可能である。サポート除去が容易になり、後処理の効率が大きく改善した。
同社はコンシューマー向けを含め、関連会社を含めると年間数千台単位の3Dプリンターの保守対応を行っており、産業機器としては求めやすい価格ながらも、手厚く初心者にも安定できるアフターサポートを提供していることが特徴である。