GUIDE01は、眼鏡にワンタッチで装着できる、わずか10gの超軽量スマートディスプレイです。スマートフォンとBluetooth®で接続し、視界にナビゲーション、通知、AI翻訳、AIチャット、プロンプター、画像表示など多彩な情報を表示できます。
解像度624×405・明るさ1200nit・FOV20°の高視認ディスプレイにより、小さくても屋内外問わずくっきり見える設計。IP65の防塵防水にも対応し、雨の日や屋外作業でも安心して使用できます。
移動中に地図を見る、旅行先の会話を翻訳する、作業中に手順を表示するなど、日常からビジネスまで幅広いシーンで活躍。スマホを取り出す回数が減り、必要な情報を視界の片隅で自然に確認できる、新しい体験を提供します。価格は39,800円(税抜)。

GUIDE01は、単眼式スマートディスプレイで、原理は「OLEDディスプレイの映像をプリズムで視界に合成する」光学シースルー方式に基づきます。624×405ピクセルのOLEDが映像を生成し、その光を高透過プリズムへ導くことで、周囲の景色を妨げずに情報だけを自然に重ねて見せる仕組みです。
非透過形の光学を用いているため、屋外でも視認性を確保しつつ、光の反射率や焦点距離を最適化することで目の負担を軽減しています。製法のポイントは、必要な電子部品を超軽量ボディに収める高密度設計にあります。ディスプレイ、Bluetoothモジュール、制御基板、バッテリー、タッチセンサー、マイクなどを小型化し、内部配置をミリ単位で最適化。筐体は軽量ながら耐久性を持たせるため素材選定を行い、装着時のバランスも綿密に設計しています。また、眼鏡に後付けでもくっきり見える光路設計とすることで、度付き眼鏡・サングラスにも対応。極小サイズでも実用的な視界表示を実現するための光学・電子・機構技術が凝縮されています。

1. 重さ10g、コンパクトサイズ
GUIDE01は本体重量約10gと、一般的なスマートグラス(40〜100g)と比べ大幅な軽量化に成功しました。つけているのを忘れるほどの軽さで、長時間装着しても疲れにくい設計です。
2. 市販眼鏡への後付け装着
GUIDE01は、市販の度付き眼鏡やサングラスに専用のマウンターを装着することで、本体をワンタッチで装着できる仕組みです。眼鏡タイプのスマートグラスが主流のなか、度付きレンズを作成する手間も不要で、手持ちの眼鏡を自分専用のディスプレイとしてスマートグラス化することができます。


3. 専用ケースで10分フル充電
充電は付属の専用ケースに本体を入れるだけ。約10分で充電が完了する仕組みで、ケースは約7回分の充電容量を内蔵します。ワイヤレスイヤホンに着想を得たコンパクトなケースは、短時間でのエネルギー回復性能が高く、旅行など携帯用にも便利です。

4. 高輝度・高解像度のディスプレイ
ディスプレイは624×405pxのOLEDで、輝度1200nitを実現。私たちが普段使っているスマホやPCモニターなどの標準的な明るさ200〜600nitを大きく超え、屋外でも高い視認性があります。視界の中に小さなサブモニターが浮いているような見え方となり、周囲の状況もしっかり把握できます。

5. あえてカメラは搭載なし
GUIDE01はカメラが付いていないため、会話する相手に「撮られているのではないか」という不安を与えません。電車などの公共の場でも安心してお使いいただけます。
「耳の聞こえない方が文字で会話を見たい」「演劇鑑賞時に多言語での字幕を表示したい」「作業中にハンズフリーで使ってみたい」等、受託開発を通して多かった要望をきっかけに、それらに応える【軽い】【手軽】【簡単】デバイスを開発しました。
産業用途としてもポテンシャルの高いスマートグラスですが、長年受託開発を行ってきた経験から【高価】【重い】【眼鏡ユーザーの使いにくさ】など、既存製品の課題から結局現場で使われないという現状があり、そうした不便さを解決するような製品を作りたいと思っていました。
過去にスマートグラス開発ベンチャーでソフト責任者を務めた代表と、ハード責任者の役員がタッグを組み、これまで蓄積した知見をもとに従来にない後付け型の小型スマートディスプレイとして開発したのがGUIDE01です。
・開発にあたり苦労した点
本体の小型化・軽量化の実現には随分苦労しました。カメラやスピーカー等、不要な機能を徹底的に排除すること。そして、ワイヤレスイヤホンの技術を利用することでバッテリーを軽量化し、わずか10gという数字を実現しました。
2026年2月1日にGUIDE01を活用した実証実験を行いました。
■場所・シーン:
島根県出雲市で開催された外国人向けの企業説明会
■活用方法:
ハローワークブースの担当者およびブースに訪れた日本語をほとんど話せない外国人にGUIDE01を装着してもらい、AI翻訳機能を使って通訳を介さず直接会話してもらう。
■これまでの課題:
現地で外国人住民は数が少ないため同じコミュニティに属している人が通訳を担当することもあり、顔見知りで安心できる反面、転職を考えている等プライバシーが筒抜けになってしまうという問題がありました。
■得られた成果:
まだ翻訳精度について不完全な部分はあるものの、スマートグラス自体に馴染みがない求職者にもわかりやすい操作説明ができるようになれば、今後は通訳の代替として活躍できる可能性を感じました。当日装着した方3名にご協力いただいたアンケートでは、翻訳内容について「正しい/だいたい正しい/正しくない箇所がある」が各1名ずつ、スマートグラスを今後も使ってみたいかどうかは2名が好感触、1名はわからないという結果でした。
2年の歳月をかけて完成したGUIDE01は、現在、社会課題を解決するための検証フェーズにあります。2026年2月1日、島根県出雲市で開催された「外国人向け企業説明会」での実証実験はその第一歩となりました。
ハローワークのブースにおいて、日本語を話せない求職者と担当者がGUIDE01を装着し、AI翻訳を介した直接対話を実施。これまでの課題であった「第三者(通訳)を介することによるプライバシーの懸念」を防ぎつつ、翻訳機やスマホへ視線を落とさず「相手の目を見て話せる」という、ウェアラブルならではの対面コミュニケーションの価値を再認識する結果となりました。
また初期ロット1,000台のうち、533台をクラウドファンディングで先行受注という形で達成。クラウドファンディングプラットフォーム「GREEN FUNDING」が、その年に話題になったプロジェクトを表彰するGREEN AWARDではGOLD賞を受賞することができました。さらに一般発売以降も、その圧倒的な軽さと既存の眼鏡を活かせる汎用性が評価され、すでに数社のメーカーにおいて、製造現場のDX化や作業支援を目的とした試験導入が決定しています。
また、SDK(ソフトウェア開発キット)を公開しており、個人・法人問わず機能のカスタマイズも自由自在。理想の使い方をユーザーの皆様と共に追求していきます。単なる製品の提供に留まらず、ユーザー個々のアイデアを取り入れながら、GUIDE01を共に進化させていく「共創」のプロセスを大切にしたいと考えています。