無損失回路(伝送線路)とは
lossless circuit
周波数が数百kHz以上から数百MHz以下の信号が流れる配線は、特性インピーダンスを一定に保つ伝送線路として扱われる。この場合、配線の特性は長さには依存せず、特性インピーダンスは一定となる。そのため、このような配線は無損失回路または無損失伝送線路と呼ばれる。
一方で、信号周波数が数百MHzを超えると、配線に無視できない寄生要素(パラメータ)が影響を及ぼし、隣接する線路から電流(電力)の一部が流入し、それが熱となって損失として現れる。この損失は配線の長さに比例するため、このような配線は損失回路または損失伝送線路と呼ばれる。