差動伝送信号とは
differential transmission signal
差動信号伝送とは、一つの信号に対して一対(二本)の信号線を用い、互いに逆位相の信号を流してデータを伝送する方式である。二本の信号線は電気的特性を揃えるため、等長に配線される。
高速信号伝送では信号の高速性を確保するため、振幅を小さく抑えることが重要であり、そのため送信回路(ドライバ)および受信回路(レシーバ)には差動増幅回路が用いられる。差動信号伝送は、シングルエンド伝送に比べて信号振幅(電位差)を小さくできるため、その分だけ高周波動作が可能となり、結果としてデータ伝送速度を向上させることができる。この方式を実現する線路を差動伝送線路という。