ハーネス加工とは
ハーネス加工とは、電線やケーブルを束ねて端子やコネクタを取り付け、製品や装置に適した形状へ組み立てる製造工程である。製造業においては「ワイヤーハーネス」と呼ばれ、自動車、産業機器、医療機器、FA設備など多様な分野で不可欠な部品となっている。
加工内容は、電線の切断、被覆剥き、端子圧着、はんだ付け、絶縁処理、結束やチューブ加工など多岐にわたる。これらは電気信号や電力を安定的に伝達するために欠かせず、完成品の信頼性を大きく左右する。そのためUL認証やISO9001といった品質規格の下で管理されるのが一般的である。
製造業の調達現場では、設計図面に基づいて製作依頼するケースが多いが、近年は設計図不要で仕様入力のみでオンライン見積・注文できるサービスも普及している。これにより、試作や小ロット需要にも迅速に対応でき、基板製造と並行してハーネスを準備することでリードタイム短縮が可能となる。