同社のBITHUS-Wave MTFを使用することにより、ブリッジや未はんだ等のはんだ付け不良の減少に効果が見られた。さらに、人手による修正工数を大幅に削減することで、生産効率の向上に繋げることが可能である。
同シリーズは、低温はんだ付け特有の課題を解決するフロー装置として開発された。実装業界でも低温実装への関心が高まりつつあり、CO2の削減にも貢献が期待できる。この新型装置は、基板へのドロス付着の削減を可能にしたRKノズル、および発生したドロスをフロー装置内で再利用するSYカッターを搭載しているほか、フロー後のはんだを早期に固めるための冷却の強化など他社に無い画期的な仕様を標準装備としている。
これまでに国内外含め大手企業数社に納入実績があり、現行はんだと比較しフローはんだ付けが困難と言われてきた低温はんだ材料を使用しても、同等以上の品質であると好評を博している。