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マクセル株式会社

持続可能社会を支える次世代電源「全固体電池」

同社が開発を進めている硫化物系の全固体電池は、安全性、長寿命、耐熱性の3つの特長を兼ね備えた小型の次世代電池である。これらの特長から、同社の全固体電池はIoTデバイス、機器のモニタリング、RTC、メモリバックアップなどに適している。また、滅菌など耐熱性が要求される医療機器や安全性が求められるウェアラブルデバイスなどの用途も想定している。

同電池は、従来の電池では対応が難しかった環境、特に高い温度環境などの用途で使用が可能である。例えば、従来の製品やサービスで一次電池を使用している場合には定期的な電池交換が必要となるが、長寿命が特長の二次電池である全固体電池を使用することでメンテナンスの省力化が期待でき、ひいては、労働人口の減少などの社会課題の解決にも貢献が期待できる。

主にFA機器のメモリバックアップ用途、特にロボットの駆動部のメモリや屋外など過酷な環境下でのモニタリング用途としても注目され、最近は海外にもサンプル提供などを行っている。洋上を含めた僻地などアクセスが難しい場所でのメンテナンス省力化としての用途が新たに見出されており、特に過酷な環境下で使用されるセンサの主電源用途としての問い合わせも増加している。

詳細:https://biz.maxell.com/ja/rechargeable_batteries/allsolidstate.html

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