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その他 2023.07.03

メカトロニクスおよび、エレクトロニクスに関連する専門領域の最新技術と製品が集結

【見どころ紹介】TECHNO-FRONTIER2023 7/26(水)〜開催

基板の窓口編集部

【見どころ紹介】TECHNO-FRONTIER2023 7/26(水)〜開催

2023年7月26日(水)〜7月28日(金)、東京ビッグサイトにて「TECHNO-FRONTIER 2023」が開催される。
本展はメカトロニクスおよび、エレクトロニクスに関連する専門領域の最新技術と製品が展示されるアジア最大級の専門展示会として、431社*の出展社を見込んでいる。

*:出展社数は5月16日時点のリアル展とオンライン展を合算した見込み数字であり、開催時には増減の可能性あり。


本記事では、主催である一般社団法人日本能率協会(以下:日本能率協会) 産業振興センターの飯田 拓巳氏、森 敬士氏への取材をもとに本展の見どころを紹介する。

 

 

■会期:2023年7月26日(水)〜7月28日(金)
■会場:東京ビッグサイト東展示棟
■主催:⼀般社団法⼈⽇本能率協会
■公式サイト:https://www.jma.or.jp/tf/

 

目次

TECHNO-FRONTIER 2023 とは
 「“進”“深”“伸”“新”“芯”etc.みなさんのシンを展示下さい!!〜技術の『シン』化で未来を創る〜」  数多くの技術者が集うTECHNO-FRONTIER

【主催者企画】未来を構想する。
 〈実車展示〉欧州で人気のマイクロEV「シトロエン AMI(アミ)」
 〈分解展示〉最新EVから電動バイク、電動キックボードまで電動モビリティーの内部構造を理解できる

【主催者セミナー】電波新聞×TECHNO-FRONTIER 2023 6G・GX・パワー半導体など未来を切り開く最新技術の動向

【出展者セミナー】東京大学大学院 徳田 正満氏による『「世界のEMC規格・規制(2023年版)」注目ポイント』

スマートでクリーンなものづくりを支援し、未来を牽引していくTECHNO-FRONTIER

来場登録案内

 

TECHNO-FRONTIER 2023 とは

TECHNO-FRONTIERは、国内唯一のモータ技術を核としたモーションエンジニアリング・メカトロニクス制御、電源システム、EMC対策、熱対策を組み込んだアクチュエーション・パワーエレクトロニクスの要素技術および、スマート工場に向けたものづくりDX・カーボンニュートラルに関する生産技術の総合展示会である。

本展はモータ技術を核とした19の構成展示会で構成され、各構成展の中でもモータ・電源・EMC・ノイズ対策は国内唯一の展示会としてたしかな地位を確立し、多数の技術者および製品・技術が集結する。

 

「“進”“深”“伸”“新”“芯”etc.みなさんのシンを展示下さい!!〜技術の『シン』化で未来を創る〜」

「“進”“深”“伸”“新”“芯”etc.みなさんのシンを展示下さい!!〜技術の『シン』化で未来を創る〜」というスローガンを掲げる本展。

⽇本能率協会の森氏によると、本スローガンは新型コロナウイルスの感染拡大を経て、展示会のあり方が再定義されている昨今の潮流を捉えたものであるという。

新型コロナウイルスは5類感染症に移行し、これまでの行動制限や自粛ムードも緩和され、コロナ前の生活を取り戻しつつある現在。国内のあらゆる展示会においても人出と活気が戻る中、TECHNO-FRONTIERは本開催を新たなステージに進む会期と位置づけている。

“ 技術の『シン』化 ”と、あえて「シン」の漢字を定めなかったのには意図がある。

本展の主軸となるモータ技術を表す「芯」や、モータの動きや制御を想起させる「進」、工場内のシステムの見える化を掲げる「深」、今回新設の部品加工技術展を表す「新」など、多くの漢字があてられる「シン」をカタカナで表記することで、本展は技術に関するあらゆる「シン」を見つけられる場であることを謳っている。

 

 

数多くの技術者が集うTECHNO-FRONTIER

1983年に初開催されたモーターシンポジウムを前身とする本展は、40年にわたり技術者から多大な支持と高い評価を得ている。

本展の特長として、技術者が多数来場する点が挙げられる。前年度の来場者構成において、技術者(研究・開発/設計/生産技術者)はオンラインで64.5%、リアルではコロナ禍による影響を受けながらも34.2%を占めた。

コロナ以前はリアルでも55%程を維持し、技術者が集う国内屈指の展示会として名高い本展。新型コロナウイルスの5類感染症への移行も追い風となり、今年は昨年以上の技術者の来場が見込まれる。

さらに、本展では来場者に実施したアンケート結果をもとに、次回開催時の展示やセミナー内容を決定している。技術者がその時々で求めるものが余すところなくキャッチアップされているという点も、高い支持と評価を得ている所以であるといえる。

 

【主催者企画】未来を構想する。

TECHNO-FRONTIRER2023メカトロニクス展示企画委員会は、「スマート工場から生み出されたプロダクトが人類の生活をより豊かで快適にする」というビジョンを掲げ、昨年に引き続き人と技術が共存する次世代スマート工場をテーマにした展示・講演を行う。

⽇本能率協会によると、メカトロニクス展示企画および電動モビリティーの分解展示は、昨年実施のアンケートにて来場者から最も高い評価を集めた。

同企画の中でも、特筆すべき企画として、マイクロEV「シトロエン AMI(アミ)」の実車展示、電動モビリティーの分解展示を紹介する。
 

〈実車展示〉欧州で人気のマイクロEV「シトロエン AMI(アミ)」

「シトロエン AMI(アミ)」は、フランス本国を中心に1万台近く生産販売されているマイクロEV。乗用車ではなく、EUにおける四輪原付自転車に分類されている。
「コンパクトさ」「操作性」「低コスト」「使いやすさ」の新しい基準を打ち出し、二人乗りのEV車として人気を誇る。

本展示は、日本で販売していない希少度の高い車種の実物を見ることができる貴重な機会となっている。

さらに本展では、アパテックモータの大熊カー、KGモーターズのミニマムモビリティーの「パーソナルモビリティー」および、新しいコンセプトの超小型モビリティを実車展示。従来の車ではなく、バイクでも自転車でもない、人々の生活に新たな移動手段をもたらすモビリティライフを提案していく予定だ。
 

(出典:主催者企画 | TECHNO-FRONTIER 2023公式サイト)

 

〈分解展示〉最新EVから電動バイク、電動キックボードまで電動モビリティーの内部構造を理解できる

最新EV(電気自動車)から電動バイク、電動キックボードといった次世代の電動モビリティーを分解し、その内部構造を理解することができる実車展示を実施する。

最新EVとしては中国BYD「SEAL(海豹)」、電動バイクでは高級モデルのハーレーダビッドソンが開発した「LiveWire ONE」および量販モデルのSUPER SOCO「TC WANDERER」の2台、電動キックボードではSegway-Ninebot「D-air」を分解展示。

中でも、中国市場で爆発的な人気を誇り、テスラを追い抜き世界トップを狙うBYD社の新型EV「SEAL(海豹)」は、今回満を持して日本市場に投入される。

モーターと減速機、インバーターの主要3部品に加え、モーターコントローラー、電池管理システム(BMS)、DC-DCコンバーター、車載充電器、ジャンクションボックスを一体化した“8 in 1”のパワーユニットをはじめ、「ブレードバッテリー」と呼ばれる新構造の車載電池や統合化した熱マネジメントシステム、統合化されたボディ系ECU(電子制御ユニット)といった特長的な部品を搭載する本製品。

本展示は、最新の電動車両を構成する電動部品や電装品の最新動向を把握するうえで、またとない機会となっている。

(出典:主催者企画 | TECHNO-FRONTIER 2023公式サイト)


【主催者セミナー】電波新聞×TECHNO-FRONTIER 2023
6G・GX・パワー半導体など未来を切り開く最新技術の動向

主催者セミナーでは、6G・GX・パワー半導体など未来を牽引する最新技術の動向をメインに据えた内容が目立つ。

その背景には、ロシア・ウクライナ戦争により浮き彫りになったエネルギー確保の重要性や、「カーボンフリー」「サスティナブル」などのワードが世界各地で飛び交う昨今において、EVなど電力制御の鍵を握るパワー半導体はますます重要性を帯びるとされている現状がある。

さらに、すでに話題となっている6G通信が実現する未来や、GXによる脱炭素社会など、最新技術にまつわるテーマを多数扱う。

主催者セミナーの詳細はこちら


【出展者セミナー】東京大学大学院 徳田 正満氏による『「世界のEMC規格・規制(2023年版)」注目ポイント』

出展者が各分野の最新技術や製品をテーマに掲げたセミナーを行う「出展者セミナー」。東京大学大学院 徳田 正満氏による『「世界のEMC規格・規制(2023年版)」注目ポイント』は例年満員御礼の講演だ。
EMC業界の権威である徳田氏本人が登壇し、2023年版の世界のEMC規格・規制の重要ポイントを端的に解説する。

多種多様なアプリケーションに対応したエンジニア必須のバイブル「世界のEMC規格・規制」冊子は、会期中・会場のみで配布*を行う。
*:世界のEMC規格・規制(2023年版)冊子配布コーナーにて引換券と交換。

※前回イメージ

(出典:主催者企画 | TECHNO-FRONTIER 2023公式サイト)


スマートでクリーンなものづくりを支援し、未来を牽引していくTECHNO-FRONTIER

TECHNO-FRONTIRERに集う技術は「カーボンニュートラルなスマート工場により、予兆診断技術による止まらない生産ラインを構築し、人とロボットがそれぞれの役割を果たす効率的なものづくりにつながる」というパーパスを掲げている。

⽇本能率協会の森氏は、TECHNO-FRONTIRERが目指す未来について、「パーパスに共感する出展社を集うことで、来場者・出展社・主催者の関係はより一層強固なものになり、TECHNO-FRONTIRERが人々の豊かな生活に役立っていけたら」と語る。

さらに、同協会の飯田氏は「モーターシンポジウム発足当時から、来場者にただ勉強していただくだけでなく、来てもらってワクワクしてもらいたいと思っている」と続けた。

コアな要素技術を扱う本展であるが、その歴史とセミナーや企画内容には、常に技術者と共に歩んできた歴史がある。スマートでクリーンなものづくりの実現を目指し、来場者・出展社・主催者が一体となり、TECHNO-FRONTIER 2023は技術の『シン』化で未来を創っていく。

 

事前来場登録案内

TECHNO-FRONTIER 2023の来場には、事前登録が必要となる。

一度の来場者登録で、リアル展示会とオンライン展示会の来場事前登録ができ、来場者マイページでは、本展示会および同時開催展示会の講演会・セミナーの聴講事前登録を行うことができる。

 

来場登録はこちら

 

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