2025年11月12日(水)〜14日(金)幕張メッセにて「第16回 高機能素材Week」が開催される。
同展は機能性フィルム・プラスチック・セルロース・炭素繊維複合材・金属・セラミックスなどの最先端の素材技術が一堂に出展する世界最大規模の展示会だ。8つの構成展からなり、同時開催展などと合わせ、1,050社以上が出展する予定だ。入場は無料。来場者登録制の本展は、公式サイトから来場登録を行える。
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本記事では、同展の見どころについて紹介する。
目次
■「高機能素材Week」概要
■【特別企画】材料分析・評価ワールド
■【併設展】FINETECH JAPAN
■【併設展】リサイクルテックジャパン
■【併設展】Photonix
高機能素材Weekは、機能性フィルム、プラスチック、セルロース、炭素繊維複合材、金属、セラミックスなど最先端の素材技術が一堂に会する素材の総合展示会である。
近年、カーボンニュートラルへの対応や資源循環、脱炭素、海洋プラスチック問題といった地球規模の課題解決が産業界に求められており、素材産業の役割が一層重要視されている。同展は、サステナブルな社会の実現や製品の高付加価値化を目指し、材料メーカー、加工業者、エレクトロニクス、自動車、医療、航空宇宙など幅広い業界の技術者や研究者が集い、最新技術や情報を共有・発信する場となっている。
・高機能フィルム展 - FILMTECH JAPAN -
機能性フィルムの成形加工技術や材料、機能性フィルムが集結
・高機能プラスチック展 - PLASTIC JAPAN -
機能性樹脂、樹脂原料・添加剤、炭素繊維複合材および成形加工機器、研究開発支援サービスが集結
・高機能金属展 - METAL JAPAN -
金属材料や検査機器・リサイクル技術など、高機能金属に関する技術・装置が集う
・高機能セラミックス展 - CERAMIC JAPAN -
工業炉・粉体技術などのセラミックス成形・加工技術が出展
・接着・接合 EXPO - Adhesion & Bonding Expo -
異種材料接合から一般用途まで、製造業で欠かせない接着・接合技術に特化した専門展
・塗料・塗装設備展 - COATING JAPAN -
機能性塗料から塗装設備・表面処理技術などが一堂に出展
・サステナブル マテリアル展 - SUSMA -
サステナブル材料(環境配慮型材料)およびその製造・リサイクル技術に特化した専門展
・素材工場の脱炭素化展 - Green Process Japan -
鉄鋼、化学、窯業・セメント、紙・パルプ、非鉄金属などの素材工場の脱炭素化に特化した専門展
株式会社 東レリサーチセンター 構造化学研究部 部長
関 洋文 氏が
Siフォトニクスや高密度パッケージなどの半導体技術が抱える課題とそれに対応する同社の半導体向け先端分析技術を紹介する。
内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 審議官
川上 大輔 氏が
マテリアルを巡る政府の取組について紹介する。我が国の科学技術政策の全体像、特にSociety5.0に向けた大局的な指針について解説し、その枠組みの中でのマテリアルの位置づけやこれまでの取組について振り返る。
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高機能素材Week内の特別企画として材料分析・評価ワールドが開催される。
近年は脱炭素化や再生材比率が重要視されており、それに併せて分析・評価の重要性が高まっている。
また、エレクトロニクス分野では実装の高密度化が進んでいる。非破壊で欠陥を捉えるX線検査装置や微細構造をみる電子顕微鏡に興味がある方には是非足を運んでいただきたい。
FINETECH JAPANは日本最大級のディスプレイ産業展である。電子ディスプレイ(液晶、有機EL、量子ドット、マイクロLED)から、その製造装置、材料、加工技術までが一堂に会する。
本展に来場するメリットは、開発テーマの探索から量産実装の相手探しまで一貫した情報収集の機会が得られることだ。来場した際にはディスプレイ単体だけでなく、表示・センシング技術と一体化した状態の展示品から開発テーマのヒントを獲得し、今後の製品企画の選択肢を広げてほしい。
シャープ 株式会社 パネルセミコン研究所 次世代技術開発統轄部 統轄部長
箕浦 潔 氏が
低消費電力技術により脱炭素社会の実現をサポートするシャープの最新ディスプレイ技術を紹介する。
株式会社 産業タイムズ社 代表取締役副社長 特別編集員
津村 明宏 氏が
有機ELの大型化などで面積成長が続くディスプレイ産業の現状と今後を展望するとともに、今後が期待されるXRやマイクロディスプレイのトレンドを紹介する。また、ディスプレイ製造技術の応用が進む半導体パッケージの取り組みも解説する。
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リサイクルテック ジャパンは、リサイクル技術の革新とエコシステムの社会実装を目的として新たに開催される展示会だ。
現在、社会的要請が高まっている気候変動対策や資源循環型社会の実現のためには、材料メーカー、製造業、物流、小売、産業廃棄物事業者、自治体など、多様な業種が連携し、最先端のリサイクル技術やソリューションを共有・発信する場が必要とされている。
同展では、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、サーマルリサイクル、カーボンリサイクルに関連するプロジェクトや設備、リサイクル支援技術、回収・選別・破砕・再生機器など幅広い分野をカバーし、新技術や業界動向の情報収集、専門的な商談、業界関係者とのネットワーキングを提供する。
経済産業省 GXグループ 資源循環経済課長
三牧 純一郎 氏が
我が国の資源循環経済政策の最新動向について解説する。
住友化学 株式会社 炭素資源循環事業化推進室 部長
野末 佳伸 氏が
プラスチックの資源循環を加速させるうえでカギとなるケミカルリサイクルの技術動向について、PMMAやポリオレフィンを対象とした同社の取り組み事例を交えながら説明する。
Photonixはレーザー加工機、光学部品・材料、光計測器・光分析装置などが出展する、光・レーザーの専門展だ。
近年勢いのある EV、パワー半導体、先端実装では微細・高精度・クリーンな加工が求められる。そういった状況のなかで、非接触で幅広い材料に対応できるレーザーは主要な生産技術になりつつある。
同展での実機・デモ体験が製造工程の見直しに役立つはずだ。
日産自動車 株式会社
パワートレイン・EVコンポーネント生産技術開発本部 試作・サイマル技術開発部
フナル アウレル 氏が
レーザー溶接と表面改質の事例を通して日産のEVおよびHEVにおけるイノベーションを考察し、次世代パワートレインにおけるレーザーベースの製造技術のトレンドについても解説する。
株式会社 デンソー 先進プロセス研究部 研究統括室 担当次長
寺 亮之介 氏が
モビリティ部品量産の在り方を変えるために必要な技術とAMの普及に向けたステップについて提案する。
公式サイトから来場登録を行うことで、当日はスムーズな入場ができる。