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その他 2024.11.06

2024年11月20日(水)〜22日(金) パシフィコ横浜にて開催

【見どころ】「EdgeTech+ 2024 | AI/生成AIで加速する事業変革と産業DX」

基板の窓口編集部

プリント基板関連ピックアップ記事 【見どころ】「EdgeTech+ 2024 | AI/生成AIで加速する事業変革と産業DX」

2024年11月20日(水)〜22日(金)パシフィコ横浜 展示ホール/アネックスホールにて「EdgeTech+ 2024」が開催される。

同展は、エッジコンピューティング、半導体/デバイス、エッジAI、IoT、5G/ローカル5G、ソフトウェア、ハードウェア、セキュリティなど、インターネットに接続される端末側における技術(エッジテクノロジー)に関わる技術が集結する展示会だ。300を超える企業・団体が出展し、予想来場者数は35,000人。入場は無料。来場者登録制の本展は、公式サイトから来場事前登録を行える。

本記事では、企画の株式会社ナノオプト・メディアへの独自取材やプレスリリースをもとに、その見どころについて紹介する。

 

目次
「EdgeTech+ 2024」概要
 オートモーティブ ソフトウエア エキスポ【展示・講演】
画像認識 AI Expo 2024 Fall【展示・講演】
チップミュージアム mini++【展示】
■  注目のセミナー
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「EdgeTech+ 2024」概要

プリント基板の窓口 取材先展示会 EdgeTech+ 2024 前回展の様子

出典:EdgeTech+ 前回展会場の風景より

 

EdgeTech+は1986年にMST(Microcomputer System & Tool Fair)としてスタートした。2002年からの
組込み総合技術展など、時代の要請に応える形で対象範囲を更新し続け、2022年の横浜開催からは新名称「 EdgeTech+(エッジテックプラス) 」のもと、エッジテクノロジーと事業変革のためのキーワードを結び付け、応用産業分野への実装推進、そして顧客起点の価値創出を実現するための情報を発信するイベントへとコンセプトを進化させた。

出展製品・サービスは、クラウドネイティブ、アジャイル、DevOps 、リスキリング/ソフトウェア人材育成、AI、IoT、オープンソースソフトウェア、組み込みソフト、組み込みハード/半導体デバイス、開発支援、開発環境、セーフティ&セキュリティ、ワイヤレス、SDV、画像認識AI など多岐にわたる。

近年ソフトウェアの重要性が高まっている自動車関連業界と積極的に協力を進め、展示会内の特別企画として開催されるオートモーティブ ソフトウエア エキスポには、昨年に引き続き多数の来場が見込まれる。また技術革新の新たな原動力として期待が高まるAI/生成AIについての企画・出展もさらに存在感を増している。

その他、チップミュージアム mini++、EdgeTech+ AWARD、EdgeTech+ フェスタ、ETロボコン、仮説検証ブートキャンプなど、来場者がエッジテクノロジーや組み込み技術に関する最新の情報をキャッチアップするための、さまざまな企画が予定されている。

 

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オートモーティブ ソフトウエア エキスポ【展示・講演】

プリント基板の窓口取材先展示会 EdgeTech+ 2024 オートモーティブエキスポ バナー

出典:オートモーティブ ソフトウェア エキスポ公式ページ

 

EdgeTech+では今年もオートモーティブ ソフトウェア エキスポと題した特別企画が開催される。コネクテッドカー、EVの台頭や自動運転などの現実化により、自動車とソフトウェアの関係は今までにないほど密接になっている。同企画では自動車開発におけるソフトウェア技術にフォーカスし、関連技術、製品、情報が集結し、将来の自動車業界の方向性を占う上での重要な視点を提供する。同企画に連動したカンファレンスも充実しており、こちらも見逃せない。

オートモーティブ ソフトウェア エキスポでは以下の2つのゾーンを設定することで、幅広い分野に跨がるソフトウェアと自動車製造の関連性を捉えやすくしている。

1.Connected 時代に切っても切れない関係の「自動車サイバーセキュリティゾーン」
自動車業界におけるCASE(Connected Autonomous Shared Electric)やSDV(デジタルビークル)といったキーワードが表すように、ソフトウェア技術を最大限に活用したコネクテッドカーの実用化が進むなか、サイバーセキュリティの重要性はますます高まっている。同企画ではサイバーセキュリティに関する最新情報やトレンドにアクセスできる。

2. 車載システムへの実装や開発面での活用が進む「生成AIゾーン」
CES2024においても、自動車への実装という点で非常に注目度が高かった生成AI技術は、BMWやメルセデスベンツ、ソニー・ホンダモビリティのAFEELAなどに導入されたバーチャルアシスタントやSDVへ対応するためのソフトウェア開発支援などさまざまに活用されていた。同企画では自動車への生成AI活用に関する最新情報やトレンド、課題、対策などを知ることができる。

 

以下は数多く開催されるオートモーティブ ソフトウェア エキスポに関連するカンファレンスの一部だ。

■ L1-01 11.20(水) 10:30-11:15 | 展示会場内 RoomLーN
モビリティDX戦略について

講演者:経済産業省 製造産業局 自動車課 モビリティDX室 室長 伊藤 建 氏

昨今の自動車・モビリティは、GXとDXの2軸で産業構造や競争環境の変化が進んでいる。経済産業省では、SDV、自動運転やMaaSといった新たなモビリティサービス、企業の垣根を超えたデータ利活用等、DX全体を貫く「モビリティDX戦略」を2024年5月に策定した。本講演ではモビリティDX戦略の内容を中心に、経済産業省の取り組みを紹介する。

プリント基板の窓口取材先展示会 EdgeTech+ 2024 セミナー L1-01 イメージ

出典:EdgeTech+ | セッション情報

 

■ L1-02 11.20(水) 11:30-12:15 | 展示会場内 RoomLーN
次世代自動車サイバーセキュリティの最前線:最新動向とVicOneの革新的アプローチ

講演者:VicOne(株)エンジニアリング部 シニアディレクター 原 聖樹 氏

同セミナーでは自動車サイバーセキュリティの最新動向および、VicOne主催のPwn2Own Automotiveで得られた知見を共有し、最新の攻撃手法と防御策を紹介する。また、経産省主催のAutomotive CTFにおけるセキュリティ人材の育成状況や結果について解説する。さらに、生成AI技術の革新が進むなか、自動車におけるAIの活用に伴うサイバーセキュリティリスクとその対応策や、VicOneとしてのAI活用等についての解説も行う。

プリント基板の窓口取材先展示会 EdgeTech+ 2024 セミナー L1-02 イメージ

出典:EdgeTech+ | セッション情報

 

■ L2-01 11.21(木) 10:30-11:15 | 展示会場内 RoomLーN
オープンSDVによる自動車の価値向上と実現に向けた課題

講演者:名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 所長・教授 高田 広章 氏

最近、SDV(Software Defined Vehicle)という言葉が注目を浴びている。自動車を制御するアプリケーションソフトウェアをサードパーティが開発・提供できるようになると(オープンSDV)、モビリティに関するイノベーションが加速され、自動車の商品性が変わる可能性がある。同講演では、オープンSDVが自動車の価値をどのように変える可能性があるかについて説明する。

プリント基板の窓口取材先展示会 EdgeTech+ 2024 セミナー L2-01 イメージ

出典:EdgeTech+ | セッション情報

 

■ L2-03 11.21(木) 13:00-13:45 | 展示会場内 RoomLーN
SDVとは何か。目指すべきSDV像と課題に対する向き合い方

講演者:
・PwCコンサルティング(同)Enterprise Transformation – Industry Solution 
        ディレクター 渡邉 伸一郎 氏
・PwCコンサルティング(同)Enterprise Transformation – Industry Solution 
        シニアマネージャー 糸田 周平 氏

自動車からモビリティへの変革期において、モビリティシステムの大規模、複雑、高度化が益々進んでおり、自動運転・ADAS、SDV、サイバーセキュリティへの対応が各企業に重くのしかかっている。同講演では、SDVとは何かを定義した上で、SDVの目指す姿や構成要素の考察に加え、SDV対応における課題と取り組みの方向性について概説する。

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出典:EdgeTech+ | セッション情報

 

■ L3-01 11.22(金) 10:30-11:15 | 展示会場内 RoomLーN
AIとコネクテッドカーが変える自動車の未来:SDV時代のソフトウェアファーストによる新たな価値創造

講演者:日産自動車(株)
先進機能&サービスプラットフォーム本部 プログラムマネージメント部 部長
兼 M'S・モビリティサービスシステム部 担当部長
兼 Japan-ASEAN企画本部 プログラムマネージメント部 担当部長
山内 進一郎 氏

自動車業界は、従来の売り切りモデルから顧客生涯価値を重視したビジネスモデルへの転換が進んでいる。本講演では、車が単なる移動手段から進化し、ソフトウェアにより差別化され、ユーザーとの繋がりを深めるプラットフォームに変貌する過程を紐解いていく。さらに、車両システムの進化と、AIを活用したサービス進化についても掘り下げる。

プリント基板の窓口取材先展示会 EdgeTech+ 2024 セミナー L3-01 イメージ

出典:EdgeTech+ | セッション情報

 

■ L3-04 11.22(金) 14:00-14:45 | 展示会場内 RoomLーN
自動車開発の未来:ソフトウェアデファインドビークル(SDV)を加速するコラボレーション(仮)

講演者:
・ETAS GmbH チーフテクノロジーオフィサー Christian Uebber 氏
・ボッシュ(株)
      クロスドメイン コンピューティングソリューション事業部
      ADASシステム、ソフトウェア&サービス部門
      テクノロジー・サービス開発部
      ゼネラル・マネージャー
      喜家村 裕宣 氏

技術の複雑さと顧客の期待がかつてないほど高まる中、自動車メーカーは標準化と差別化の微妙なバランスを保つ必要に迫られている。同講演では、コラボレーション、戦略的標準化、ターゲットを絞った差別化に向けた考え方の転換が自動車開発の未来をどのように推進できるかを探る。

プリント基板の窓口取材先展示会 EdgeTech+ 2024 セミナー L3-04 イメージ

出典:EdgeTech+ | セッション情報

 

 

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画像認識 AI Expo 2024 Fall【展示・講演】

プリント基板の窓口取材先展示会 EdgeTech+ 2024 画像認識 AI Expo バナー

出典:画像認識 AI Expo 2024 公式ページ

 

社会へのIoTの浸透に伴い、データの収集とその処理の増加および高度化が進んでいる。その中でも特にデータ処理のリアルタイム性とセキュリティの観点から、エッジデバイス上でAIモデルを走らせる、エッジAIの利用が増えている。

エッジAIの分野で特に注目されるのが、自動運転や自動操縦、ドローンの自動航行、そして監視カメラといった画像や映像解析の分野だ。特別企画、画像認識 AI Expoでは、コンパイラ、GPU、AIアクセラレータ、エッジAIコンピュータ、エッジAIカメラ、自動運転、分析・解析ソフト、外観検査、顔認証・人物検知・防犯、開発支援、eKYC、各種産業向けソリューションといった、画像認識AIに関連するあらゆるテクノロジーが集結し、日々進化する同分野の最新の知見を得られる場となっている。

画像認識 AI Expoでは連動するセミナーを多数企画し、エッジAIを用いた技術とその将来について学ぶことができる。以下は関連セミナーの一部だ。

 

■ G1-03 11.20(水) 12:30-13:10 | 展示会場内 RoomG
製造業における生成AIの活用〜 カメラ映像からの危険判別

講演者:アマゾン ウェブ サービス ジャパン(同)自動車・製造事業開発本部 シニア インダストリー ソリューション アーキテクト 山本 直志 氏

製造業や建設業の現場における従業員の安全確保や事故事象への迅速な対応が喫緊の課題となっている。一方、監視カメラの人力監視には数の限界があり、従来型の機械学習による映像分析でも事象ごとの学習が障壁であった。本講演ではAWSクラウドを活用して監視カメラ映像を生成AIに入力し、カメラに映る状況をリアルタイムに分析・報告する仕組みについて説明する。

プリント基板の窓口取材先展示会 EdgeTech+ 2024 セミナー G1-03 イメージ

出典:EdgeTech+ | セッション情報

 

■ E1-06 11.20(水) 15:30-16:10 | 展示会場内 RoomE
画像認識AIによる導入事例と開発事例のご案内

講演者:(株)トリプルアイズ 技術部門執行役員 片渕 博哉 氏

同公演では画像認識AIを活用した企業ソリューションの事例を紹介する。囲碁AIの開発からAI研究をスタートした株式会社トリプルアイズは、それらの技術を応用し、2019年に画像認識プラットフォーム「AIZE」をスタートさせた。顔認証にとどまらない、人間の体幹認証や植物の認証、工作物の認証などに対応する同サービスについて紹介する。

プリント基板の窓口取材先展示会 EdgeTech+ 2024 セミナー E1-06 イメージ

出典:EdgeTech+ | セッション情報

 

■ E2-05 11.21(木) 14:30-15:10 | 展示会場内 RoomE
映像認識AI×LLM~人物行動理解:見えるものから見えないもの、そして生成へ~

講演者:NEC ビジュアルインテリジェンス研究所 ディレクター & 主幹研究員 劉 健全 氏

本講演では、多角的な視点から人物の行動を感知・理解するための、産業フレームワークについて紹介する。このフレームワークは、固定カメラや360度カメラといった従来の可視光カメラに加え、ミリ波センサーのような「見えない」技術を用いて、映像から得られる人物行動を分析する。さらに、大規模言語モデル(LLM)を活用し、情報量豊かな要約文章や報告書、短縮動画を自動生成する機能も備えている。本講演では、学術界と産業界の両方に大きく貢献してきた、このフレームワーク内の様々な研究成果を紹介する。

プリント基板の窓口取材先展示会 EdgeTech+ 2024 セミナー E2-05 イメージ

出典:EdgeTech+ | セッション情報

 

■ G3-05 11.22(金) 14:30-15:10 | 展示会場内 RoomG
認識AI・生成AI・IoTで実現する次世代 業務自動化の最前線
~マルチモーダルな活用で業務効率を劇的に向上
「AIやIoTをどのように活用して、業務の自動化と効率化を実現するか?」

講演者:アステリア(株)AIコネクテッド事業部 営業部 阿部 雄大 氏

認識AI、生成AI、IoTセンサーを組み合わせた次世代の業務自動化について、具体的かつ実践的な手法をわかりやすく解説する。最新テクノロジーを活用することで、限られたリソースでも大きな成果を上げることが可能になる。認識AIを使ったカメラ映像からの顔認識や動作検知、完成品の品質判定、さらに生成AIによるテキストや画像、動画などのコンテンツの自動生成を組み合わせ、人間のような「自然な認識と判断」を実現する自動化の方法を紹介する。

プリント基板の窓口取材先展示会 EdgeTech+ 2024 セミナー G3-05 イメージ

出典:EdgeTech+ | セッション情報

 

■ G3-06 11.22(金) 15:30-16:10 | 展示会場内 RoomG
生成AI時代をリードするための高効率なLLM開発・運用環境の構築
~GPU利用の最適化 Fixstars K4

講師:(株)フィックスターズ SaaS & VAR事業推進室 室長 相澤 和宏 氏

同講演では、生成AIの業務適用を加速するための高効率なLLM(大規模言語モデル)開発・運用環境の構築を支援する「Fixstars K4」について紹介する。Fixstars K4は、GPUの利用率を最大化し、高速処理を実現する開発環境を提供する。これにより、生成AIアプリケーションの早期開発、運用の効率化、及びGPUにかかるコストダウンを実現している。

プリント基板の窓口取材先展示会 EdgeTech+ 2024 セミナー G3-06 イメージ

出典:EdgeTech+ | セッション情報

 

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チップミュージアム mini++【展示】

プリント基板の窓口取材先展示会 EdgeTech+ 2024 EdgeTech+ チップミュージアムmini++

出典:EdgeTech+ | チップミュージアムmini++ 公式ページ

 

特別企画チップミュージアム mini++ は、各々の時代を代表する歴史的な半導体チップを実物展示する人気企画だ。3年目を迎える今回は、周辺チップを含めたプロセッサファミリーやボード展示のさらなる充実に加えて、コラボ企画も登場の予定だ。

[関連公演]
■ E1-03 11.20(水) 12:30-13:10 | 展示会場内 RoomE
■ E2-03 11.21(木) 12:30-13:10 | 展示会場内 RoomE
チップミュージアムmini++ 見どころ紹介

11/20(水)、11/21(木)それぞれ12:30 より、チップミュージアム mini++館長の収集家 秀関快郎 氏による、見どころ紹介が行われる。テクノロジーの発展史に興味のある方、当時の技術を懐かしく振り返りたい方にとっては必見の公演だ。

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出典:EdgeTech+ | セッション情報

 

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注目のセミナー

会期中は約140件のセミナー・セッションが実施される。いずれの公演もエッジテクノロジー分野の最新知識と、今後の展望を語るのにふさわしい、一流の登壇者が揃う。多くのセミナーの中から基板の窓口が注目するセミナーを厳選して紹介する。

 

■ A1-02 11.20(水) 11:30-12:15 | 展示会場内 RoomA
デジタル田園都市国家構想を実現するOTサイバーセキュリティ

講演者:東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授 江崎 浩 氏

すべてのインフラをデジタル化・オンライン化することを目指すデジタル田園都市国家構想を実現するデジタル国家を創成するためには、前世紀型のOTシステムを21世紀型のITシステムと融合・統合させなければならない。そのために必要な、適切なサイバーセキュリティ対策の実現について公演する。

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出典:EdgeTech+ | セッション情報

 

■ L1-03 11.20(水) 13:00-13:45 | 展示会場内 RoomLーN
SDV時代に向けたMAZDAの生き残り戦略 ”MBDとAIのシナジー”

講演者:マツダ(株)R&D戦略企画本部 兼 MDI&IT本部 足立 智彦 氏

マツダはSDV時代に向けてMBDを整備してきている。AIを活用することで、これまで培ってきたMBDの強みをさらに生かせると考えており、これはSmallPlayerとして必須の領域である。SDV時代に向けたMAZDAの生き残り向けた課題と、それへMBD+AIで対応しようとしている取り組みを紹介する。

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■ L1-04 11.20(水) 14:00-14:45 | 展示会場内 RoomLーN
生成AIが変える自動運転:現実世界を捉えるAIモデルの最新技術

講演者:チューリング(株)CTO 山口 祐 氏

言語(テキスト)や視覚(カメラ)など複数種類のデータを用いて高度な判断を行うマルチモーダル生成AIや、現実世界の物理法則や物体間の相互作用など複雑な状況を理解する生成世界モデルが自動運転開発に大きな変革をもたらしている。本講演では、チューリングが開発したマルチモーダル生成AI「Heron」や生成世界モデル「Terra」などについての解説を交えながら、自動運転AI開発の最前線を紹介する。

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出典:EdgeTech+ | セッション情報

 

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■ S2-03 11.21(木) 13:00-17:00 | アネックスホール F202
自動運転時代のモビリティガバナンスを考える
~自動車技術会 モビリティガバナンス社会実装検討委員会 公開委員会~

私たちはどのようなモビリティ社会を目指すべきなのか? 今後、産官学それぞれのステークホルダがどう連携し、全体最適な社会を作っていくかが課題となっている。同セッションでは、各方面で自動運転を柱にさまざまな取り組みを行っている識者がパネル形式で対談する。

[パネリスト]
・(公社)自動車技術会 モビリティガバナンス社会実装検討委員会 公開委員会 委員長/
        慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 研究科委員長 教授 白坂 成功 氏
・(公社)自動車技術会 モビリティガバナンス社会実装検討委員会 
        公開委員会 幹事/(独)情報処理推進機構 菅沼 賢治 氏
・自動運転”地域モビリティ”コンソーシアム 運営委員長 /(株)U’eyes Design 取締役会長 鱗原 晴彦 氏
・立命館大学 経営学部 教授・デザイン科学研究所長 後藤 智 氏
・名古屋大学大学院 情報学研究科 准教授 松原 豊 氏
・明治大学 先端科学ELSI研究所 客員研究員/
        法律事務所愛宕山所属弁護士/明星大学 情報学部 非常勤講師 吉田 直可 氏
・(一社)組込みシステム技術協会 副会長 ET事業本部長 渡辺 博之 氏

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■ A2-03 11.21(木) 13:00-13:45 | 展示会場内 RoomA
⼯場/プラントDXの課題と未来に向けた備えとは︖
〜LLM、AI、⾃動化、データ価値化、データ活⽤最新活⽤事例を交えて〜

講演者:
・(株)ブライセン DX・xTECHソリューション事業本部 DX・xTECH営業部 芥川 公文 氏
・日鉄エンジニアリング(株)デジタルトランスフォーメンションセンター デジタル企画推進部 
        インテリジェントOT開発室 室長 富岡 修一 氏

インターネットが世に出てきてから30年が経ち、いよいよ⼯場/プラントから社会インフラまでインターネットおよび、AI化、DX化が浸透していく社会が到来した。Chat GPTに代表されるLLMの有効活⽤が叫ばれるなか、「どのように現場が『⾃動化』されていくのか?」「そのポイントとは何か?」「ThinkPlatformが導⼊され、そして進化していくのか?」について、現場での具体例を発表する。

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■ L2-04 11.21(木) 14:00-14:45 | 展示会場内 RoomLーN
次世代自動車システムのためのソフトウェア変革 - セキュアなソフトウェア開発

講演者:ブラック・ダック・ソフトウェア(同)シニアプリンシパルオートモーティブセキュリティストラテジスト&エグゼクティブアドバイザー 岡 デニス 健五 氏

自動車ソフトウェアの変革は、主に技術的な側面と組織・プロセスの側面の2つの側面によって推進される。技術的な領域には、ソフトウェアアーキテクチャやサプライチェーンの変革、オープンソースソフトウェアの利用の増加などが含まれる。組織/プロセスの領域では、DevSecOpsの採用、脆弱性管理と継続的なサイバーセキュリティ監視のためのワークフローなどが含まれる。技術的なトピックと組織的/プロセス的なトピックの両方に対処する方法を検討することで、AppSecアプローチのベストプラクティスを提示する。

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■ A3-02 11.22(金) 11:30-12:15 | 展示会場内 RoomA
生成系AIが革新する組込みシステム開発の未来

講演者:東洋大学 INIAD cHUB機構長 坂村 健 氏

プリント基板の窓口取材先展示会 EdgeTech+ 2024 セミナー A3-02 イメージ

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■ L3-02 11.22(金) 11:30-12:15 | 展示会場内 RoomLーN
顧客価値(CX)を高めるSDVのユースケース

講演者:モータージャーナリスト/神奈川工科大学 特命客員教授 自動車工学担当 清水 和夫 氏

近年デジタル技術の利活用として、自動車の世界はSDVという新しいコンセプトが提案されている。直訳すると「ソフトウェアで規定するクルマ」という意味だが、具体的には主にOTA(オーバーザエア=通信)でソフトウェアをアップデートし続けるということだ。つまり、SDVを前提にしたハードを設計により、長くクルマの価値を保つことが可能になる。SDVのもっとも有望な活用方法であるADAS(運転支援)を含め、解説する。

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■ A3-03 11.22(金) 13:00-13:45 | 展示会場内 RoomA
AIとプラットフォーム戦略が変革するサイバーセキュリティの未来 ~ AIを駆使、クラウドから供給

講演者:チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(株)
サイバーセキュリティオフィサー 卯城 大士 氏

サイバーセキュリティがサプライチェーンを含めた課題となるなか、国家支援のアクターによる高度なサイバー攻撃が深刻な脅威となっている。IoTやDXの進化も相まって、従来の防御策では不十分な時代に突入した。同公演では、この現状に対応するプラットフォーム戦略とAIの融合がもたらす変革を提示する。

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基板の窓口編集部

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