エアロゾル消火装置「Stat-X」は、カリウム系の超微粒子状消火剤を放出し、ハロン系消火器と同等の抑制効果で火災を制御・消化する装置である。
対応手段が少なく対策が求められている、リチウムイオンバッテリーの火災にも有効で、コンパクトな設計により蓄電池コンテナ内に設置可能である。
日本では新技術だが、海外では技術基準が確立されており、蓄電池の防火対策として広く普及している。特に中国やアメリカでは系統用蓄電池に標準装備され、UL規格(アメリカ保険業者安全試験所による規格)のテストでも高評価を得ている。