SFVPは発売開始から57年の実績があるエフレックスの「施工しやすさ」と、送電線埋設工事で求められる「強度」と「通線性」を兼ね備えた電力ケーブル保護管だ。同製品は、再エネ発電所建設工事の中でも予算ウエイトが高いとされる土木工事のコストダウンに貢献する。
従来のエフレックスの、曲がりすぎ箇所が発生する点に対策したSFVPは、最小曲げを5mRに設定し、それ以上小さくは曲がらない製品設計としたことから、ケーブル通線時の不通過リスクを低減しつつ、エフレックスの施工性の良さを生かした埋設管設置が可能だ。また実質の管径は呼び径より10㎜大きく、例えばφ150は内径160㎜となっており、ケーブル通線張力を下げることで管の通線性能が向上させている。
66kV CVT400㎟(外径123㎜)に対し、ケーブル外径の1.3倍のφ150(内径160㎜)のSFVPを選定することで、約100m区間内に5mRでの90°曲げが存在する送電路埋設工事を施工した実績がある。
詳細:https://www.furukawa.co.jp/release/2024/fun_20240926.html