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川崎重工業株式会社

ロボットアームと走行部の一元制御を可能にした、自走式ロボットで工程間搬送に革命を!「TRanbo-7」

同製品は、JIS規格で推奨される工場通路幅800mmを走行できるスリムなボディを実現し、装置への加工品や部品のセット作業(ロード・アンロード)、保管棚からの部品のピッキングなどに活用可能だ。また、人に接近する距離によって低速走行への切り替えから停止・走行再開などを自動で行い、作業場所への移動後はコントローラの内蔵ビジョンを使うことで、走行部の停止位置を補正のうえ作業できる。

本製品は以下のような特徴を持つ。
1. スリムなボディ設計と高い走行性能
スリムなボディ設計により狭い通路も走行できる。また、狭い工場内の移動に不可欠な旋回(進路変更)が可能で、既存の通路の走行を最小限のレイアウト変更で実現できる。

2. サイクル中に自動で充電可能な非接触充電(オプション)
オプションの非接触充電と走行コース中に設置する充電ステーションによって、サイクル中の自動充電が可能となり、長時間の運用が実現できる。

3. アーム部と走行部を1つのコントローラで制御
1つのティーチペンダントでアーム部も走行部も操作可能であり、シンプルな機器構成と低コスト化を実現した。

本製品をベースとした他社との連携ソリューションの一例として、同社はプリント基板製造大手の株式会社メイコーと共同で、プリント基板用穴明け機の工程間搬送自動化を実現する「Drinbo(ドリンボ)」を国内販売している。

詳細:https://kawasakirobotics.com/jp/products-robots/tranbo-7/

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